特許

J-GLOBAL ID：200903032628792334

耐ろう脆性に優れた鋼板およびその冷延鋼板の製造方法

発明者： 森田 正哉 ,  木戸 章雅 ,  細谷 佳弘 ,  大北 智良
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 細江 利昭
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-010190
公開番号（公開出願番号）：特開平8-199300
出願日： 1995年01月25日
公開日（公表日）： 1996年08月06日
要約：

【要約】【目的】 深絞り等の加工後にろう付けが施されるなど、加工後の鋼板が溶融金属と接触する場合に好適な耐ろう脆性に優れた鋼板およびその冷延鋼板の製造方法を提供する。【構成】 重量%で、C:0.004%以下、B:0.0002〜0.0015% 、Cu:0.002〜0.02%を含み、さらにTi:0.005〜0.08% 、Nb:0.005〜0.05%の1種または2種を含有し、B×Cu≦2×10-5を満たす鋼板、および前記の組成を有する鋼を連続鋳造後、Ar3点を下回らない範囲で仕上げ圧延を終了し、600 〜700°Cで巻き取った熱延鋼帯を脱スケール処理後、65〜85%の圧下率で冷間圧延した後、780 〜880°Cで連続焼鈍を行うにあたり、焼鈍雰囲気中の露点を-20°C以下として冷延鋼板を製造する。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.004%以下、B:0.0002〜0.0015% 、Cu:0.002〜0.02%を含み、さらにTi:0.005〜0.08% 、Nb:0.005〜0.05%の1種または2種を含有し、B×Cu≦2×10-5を満たす耐ろう脆性に優れた鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/16 ,  C23D 5/00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平2-232342
  
• 特開平4-141556