特許
J-GLOBAL ID:200903032637903939

遊星ローラ式動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323960
公開番号(公開出願番号):特開平6-174026
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 遊星ローラ式動力伝達装置において、遊星軸と遊星ローラとの間の遊びを減少させて回転変動を抑制すること。【構成】 ハウジング1に固定の外輪2と、外輪2と同心の太陽軸3と、太陽軸3と外輪2との間に圧接介装された複数の遊星ローラ4と、遊星ローラ4の公転により回転するキャリア5とを備え、各遊星ローラ4がキャリア5に突設された遊星軸7にニードルローラ軸受8を介して回転自在に軸支されている遊星ローラ式動力伝達装置において、遊星軸7の外径をニードルローラ軸受8の内接円径に対して大きくし、遊星軸7の外周各部のうち、公転経路の外径側および内径側の両部分を削除して、遊星ローラ4、ニードルローラ軸受8および遊星軸7との間の遊びを減少させた。
請求項(抜粋):
ハウジングに固定の外輪と、この外輪の内側に同心に配置された太陽軸と、太陽軸と外輪との間に圧接状に介装された複数の遊星ローラと、遊星ローラの公転により回転するキャリアとを備え、各遊星ローラがキャリアに突設された遊星軸に保持器に保持されたニードルローラ軸受を介して回転自在に軸支されている遊星ローラ式動力伝達装置において、遊星軸の外径が、ニードルローラ軸受の内接円径に対して大きく設定されるとともに、遊星軸の外周各部のうち、公転経路の外径側および内径側の両部分が削除され、公転経路方向に関し遊星ローラ、ニードルローラ軸受および遊星軸間に実質的に隙間がないようにしている、ことを特徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。

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