特許
J-GLOBAL ID:200903032639751958

トレーラの荷崩れ警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340799
公開番号(公開出願番号):特開平10-175476
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】トレーラに高価な検知センサを設けることなく、トレーラの荷崩れの恐れを確実にかつ迅速に把握する。【解決手段】トレーラ重心位置演算手段17により、トラクタのエンジンのエンジン回転数、ガバナ角度あるいはアクセル開度、トラクタの車輪速度、エアサスペンション圧、トラクタ質量、およびトラクタの重心位置に基づいて、トラクタ・トレーラの運転中に、エンジン駆動力、車両加速度、トレーラ質量、およびトレーラの重心位置が算出される。そして、重心位置比較判断手段17により、算出されたトレーラの重心位置が基準値と比較され、それらの差が所定値以上であるときトレーラの積み荷の荷崩れの恐れがあるとして、警報手段10が作動され、警報が発せられる。
請求項(抜粋):
カプラを介してトラクタに連結されるトレーラの積み荷が荷崩れを起こす恐れがあることを警報するトレーラの荷崩れ警報装置において、トラクタの車輪速度から車両加速度を算出する車両加速度演算手段と、エンジン回転数とガバナ角度またはアクセル開度とに基づいてエンジン駆動力を算出する駆動力演算手段と、この駆動力演算手段によって算出された前記エンジン駆動力と前記車両加速度と既知のトラクタ質量とに基づいてトレーラ質量を算出するトレーラ質量演算手段と、前記トレーラ質量、前記トラクタ質量、既知のトラクタ重心位置およびトラクタ後軸荷重に基づいてトレーラの重心位置を算出するトレーラ重心位置演算手段と、このトレーラ重心位置演算手段によって算出されたトレーラの重心位置と基準値との差を求め、この差が所定値以上のとき荷崩れの恐れがあるとして警報信号を出力する重心位置比較判断手段と、この重心位置比較判断手段からの警報信号によって作動し警報を発する警報手段とを備えていることを特徴とするトレーラの荷崩れ警報装置。
IPC (3件):
B60P 7/06 ,  B60P 5/00 ,  G01P 15/00
FI (3件):
B60P 7/06 Z ,  B60P 5/00 ,  G01P 15/00 E

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