特許
J-GLOBAL ID:200903032642526418

連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096973
公開番号(公開出願番号):特開平6-007911
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 鋳型は軸線と平行に周波数fで距離hだけ振動され、鋳型を出た製品は鋳造速度Vc'を有し、溶融金属上には接触により液体スラグを形成して鋳型の冷却壁面を潤滑化する潤滑剤が供給され、各振動サイクル時間tc'中の負の剥離時間tN の間の鋳型の降下速度が鋳造速度Vc よりも大きくなるように鋳型の振動が調節され、鋳造速度Vc が鋳造条件に合わせて変更可能な、壁面が冷却された無底の鋳型中で溶融金属を連続鋳造する方法の改良。【構成】 先ず最初に、金属の種類と通常の鋳造条件とによって潤滑剤の種類とその最適消費量とを決定し、次いで、潤滑剤の種類を変えずに、選択した鋳造速度Vc の関数で振動の距離と周波数とを変化させることによって所定鋳造条件に合うように鋳造速度Vc を広範囲に渡って調節する。
請求項(抜粋):
ほぼ垂直な軸線を有する壁面が冷却された無底の鋳型中で溶融金属を連続鋳造する方法であって、鋳型は軸線と平行に周波数fで距離hだけ振動運動され、鋳型を出た製品は鋳造速度Vc'を有し、溶融金属上には接触により液体スラグを形成して鋳型の冷却壁面を潤滑化する潤滑剤が供給され、各振動サイクル時間tc'中の負の剥離時間tN の間の鋳型の降下速度が鋳造速度Vc よりも大きくなるように鋳型の振動が調節され、鋳造速度Vc は鋳造条件に合わせて変更できるようになっている連続鋳造する方法において、先ず最初に、金属の種類と通常の鋳造条件とによって潤滑剤の種類とその最適消費量とを決定し、次いで、潤滑剤の種類を変えずに、選択した鋳造速度Vc の関数で振動の距離と周波数とを組み合わせて変化させることによって所定鋳造条件に合うように鋳造速度Vc を広範囲にわたって調節し、各鋳造速度Vc に対して潤滑剤の消費量Qおよび負の剥離時間tN の値が速度調節の全速度調節範囲で最適変数値から実質的に外れないようにする方法。
IPC (3件):
B22D 11/20 ,  B22D 11/16 ,  B22D 11/16 105

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