特許
J-GLOBAL ID:200903032646942939

精紡機のダブルエプロン・ドラフト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224258
公開番号(公開出願番号):特開平6-158440
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 改良されたダブルエプロンドラフト装置を提供することにある。【構成】 精紡機のダブルエプロン・ドラフト装置が、引き込みローラ対(11,12)と、ダブルエプロンローラ対(14,15)と、デリベリローラ対(20,21)とを有している。ダブルエプロン・スライバガイド(16,17,18,19)の出口部とデリベリローラ対(20,21)の締め付けライン(23)との間にコンデンサ(26)が配置されていて、このコンデンサの固定部材(30,31,32)がデリベリローラ対(20,21)とダブルエプロン・スライバガイド(16,17,18,19)との間に残される中間スペースを介して保持部材(20,27,28,34)に案内されている。
請求項(抜粋):
精紡機、特にリング精紡機又はエアージェット精紡機のダブルエプロン・ドラフト装置であって、引き込みローラ対(11,12)と、引き込みローラ対に続く前ドラフト区分(13)と、前ドラフト区分に続くダブルエプロンローラ対(14,15)と、ダブルエプロンローラ対(14,15)に配置されたエプロン対(16,17)とを備え、このエプロン対の互いに密接するベルト区分がダブルエプロン・スライバガイドを形成するために偏向体(18,19)に向けて案内されていて、この偏向体の少なくとも1つが後続のデリベリローラ対(20,21)のギャップ内に突入していて、このギャップとダブルエプロンローラ対(14,15)との間に、駆動される下側のローラ(14,20)の適当な回転数に基づき主ドラフト区分(22)が形成されていて、この場合、ダブルエプロン・スライバガイド(16,17,18,19)の出口部からデリベリローラ対(20,21)の締め付けライン(23)への間隔が最小に維持されていて、即ち、エプロン(16,17)をデリベリローラ(20,21)の表面に接触させることなく、適当に著しく湾曲したガイド面(24,25)及びできるだけ鋭角に保たれたエプロン・巻掛け角(α,β)が許容されるように、小さく維持されている形式のものにおいて、ダブルエプロン・スライバガイド(16,17,18,19)の出口部と締め付けライン(23)との間に残される残余ギャップ内に、残余ギャップに適合したコンデンサ(26)が配置されていて、このコンデンサの固定部材(30,31,32)がデリベリローラ対(20,21)とダブルエプロン・スライバガイド(16,17,18,19)との間に残される中間スペースを介して保持部材(20,27,28,34)に案内されていることを特徴とする、精紡機のダブルエプロン・ドラフト装置。
IPC (3件):
D01H 5/70 ,  D01H 5/72 ,  D01H 5/86

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