特許
J-GLOBAL ID:200903032646966250

火災警報システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098003
公開番号(公開出願番号):特開平6-309574
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】状況に応じて蓄積時間を変化させて、非火災報の低減を図るとともに、実火災の早期発見も可能な火災警報システムを提供することにある。【構成】アナログ式火災感知器1からのアナログ感知出力を受けた処理部3はアナログ感知出力の時系列データの特徴量を求める。確信度決定部4は火災報レベルをアナログ感知出力が越えた時に上記特徴量に基づいて火災報レベルに夫々対応した判断ルールに基づいて火災/非火災の確信度を決定する。蓄積時間決定部6は決定された確信度に基づいて火災報レベルに対応する蓄積時間を決定する。火災判断部10は、蓄積時間決定部6で決定された蓄積時間をカウントし、カウント終了時点で、処理部3を通じて取り込んでいるアナログ感知出力値が火災報レベルを越えているか否かの判断を行い、越えている場合には、火災通報部13を通じて火災報を発報する。
請求項(抜粋):
アナログ式火災感知器のアナログ感知出力レベルが予め設定した警報レベルに達すると蓄積時間をカウントしてそのカウント終了時点でのアナログ感知出力レベルにより警報を発するか否かを判断する火災警報システムにおいて、アナログ式火災感知器のアナログ感知出力レベルが警報レベルに至るまでの時系列データより複数の特徴量を求める手段と、これらの特徴量群の内1乃至複数の特徴量より構成される判断ルールセットに基づいて火災の確信度、非火災の確信度を求める手段と、求められた確信度により蓄積時間を決定する手段とを備えたことを特徴とする火災警報システム。

前のページに戻る