特許
J-GLOBAL ID:200903032651745246

プリフェッチコード生成方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090470
公開番号(公開出願番号):特開平10-283192
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】多重ループにおいて、ループでアクセスするデータ領域がキャッシュ容量を超えた場合に、主記憶ペナルティを隠蔽するオブジェクト生成方式を提供する。【解決手段】内側ループ処理を2つにわけ、後半ループで、1つ先の外側ループの繰り返しの処理の最初の方で必要となるデータのプリフェッチ処理を組み込み、前半ループで、同一外側ループの繰り返し処理で、後半で必要となるデータのプリフェッチ処理を組み込むコードを生成することで達成される。ここで、ループの分配は後半ループの処理時間が主記憶ペナルティ時間以上となるように行う。
請求項(抜粋):
ソースプログラムをオブジェクトプログラムにコンパイルする方式において、上記ソースプログラムの多重ループ部分に対して、上記多重ループのそれぞれがループの実行の直前にはループ実行回数が決まるループの場合、上記多重ループのうち外側ループをループ1,最内側ループをループ2とするとき、上記ループ2内にある演算で必要となるデータの一部を、上記ループ1に関して前のループ繰り返し処理時に、キャッシュに転送するプリフェッチコードを生成することを特徴とするコード生成方式。

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