特許
J-GLOBAL ID:200903032659642586

固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134869
公開番号(公開出願番号):特開平5-335662
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 固体レーザ媒質を励起しレーザ光を出力する固体レーザ装置に関し、高効率、高出力でかつビーム品質の良い発振レーザ光を得るようにする。【構成】 複数の半導体レーザ光源3A,3Bは、固体レーザ媒質2の光軸方向の異なる区分毎にかつ固体レーザ媒質2の周方向の角度が互いに異なるように設けられる。半導体レーザ光源3Aからの励起光は励起領域2Aを形成し、半導体レーザ光源3Bからの励起光は励起領域2Bを形成し、その励起領域2Aと2Bとを足し合わせた励起領域2Cにおいて最も励起強度が強くなるのは、光軸付近の励起領域2Dである。このように、励起強度が光軸付近の励起領域2Dに集中するので、高出力の発振レーザ光が得られ、また、高次の空間モードが発生しにくくなるため、発振レーザ光は低次で高品質の空間モードとなる。さらに、固体レーザ媒質2の異なる区分毎に複数の方向から励起するので、反射部14A,14Bの面積を適正に確保することができ吸収効率も高くなる。
請求項(抜粋):
励起光によって固体レーザ媒質を励起しレーザ光を出力する固体レーザ装置において、固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質の光軸方向の異なる区分毎にかつ前記固体レーザ媒質の周方向における励起光の入射角度が互いに異なるように設けられ、前記固体レーザ媒質の光軸に向けて励起光を出射する複数の半導体レーザ光源と、前記半導体レーザ光源に対向して設けられ、前記固体レーザ媒質を通過した前記励起光を反射する反射部と、を有することを特徴とする固体レーザ装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-205484
  • 特開平2-054588
  • 特開平2-065283

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