特許
J-GLOBAL ID:200903032667934987

ケトン又はアルデヒドとフェノールからのポリフェノールの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142455
公開番号(公開出願番号):特開平9-100331
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 アルデヒド又はケトン出発物質とフェノールの縮合に有用な触媒として不溶性メルカプトスルホン酸化合物を用いる方法を提供する。【解決手段】 次の2つの一般式:【化1】の一般式(a)で表わされる触媒活性種からなる不均一触媒を用いる。Lは任意の連結基であり、そして触媒活性種が不溶性の有機物又は無機物支持体へ結合させる結合である;又は触媒活性種は一般式(b)で表わされて但しL′は任意の連結基であり、結合であり、そしてθ′及びθ′′はθの残基であり、a及びbはそれぞれ独立に選ばれる1又はそれ以上の整数である。
請求項(抜粋):
アルデヒド又はケトン出発物質と少なくとも1つの位置が置換されていないフェノールとの縮合反応において、該アルデヒド又はケトン出発物質とフェノールとを、可溶性又は不溶性メルカプトスルホン酸化合物の存在下に出発物質の各アルデヒド又はケトン部分に一対のビスフェノール性部分が形成されるに過る条件下に反応させると共に、該可溶性メルカプトスルホン酸化合物が一般式(HS)a -θ-(SO3 H)b但しθはアルキレン、環状脂肪族、アリーレン、アルキレンアリーレン、アルキレン環状脂肪族、アルキレンアリール、異節環状又はアルキレン異節環状残基であり、a及びbは独立に1〜約20の整数から選ばれる、で示されるものであり、該不溶性メルカプトスルホン酸化合物が一般式【化1】但しθ′はアルキレン、環状脂肪族、アリーレン、アルキレンアリーレン、アルキレン環状脂肪族、アルキレンアリール、異節環状又はアルキレン異節環状残基であり、a及びbは独立に1〜約20の整数から選ばれ、Lは任意の連結基であり、-は結合である、で示される触媒的に活性な種でありこの触媒的に活性な種は結合-によって不溶性有機又は無機支持体に結合している、か又は単位式【化2】但しθ′′はアルキレン、アリーレン、環状脂肪族、アルキレンアリーレン、アルキレン環状脂肪族、アルキレンアリール、異節環状又はアルキレン異節環状残基であり、a及びbは独立に1〜約20の整数から選ばれ、L′は任意の連結基であり、-は結合である、で示される触媒的に活性な種であることを特徴とする縮合方法。
IPC (4件):
C08G 8/10 NBH ,  C08G 8/10 NBJ ,  C08F 8/34 MHQ ,  C08L 61/04 LMY
FI (4件):
C08G 8/10 NBH ,  C08G 8/10 NBJ ,  C08F 8/34 MHQ ,  C08L 61/04 LMY

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