特許
J-GLOBAL ID:200903032685605800

エンジントルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316452
公開番号(公開出願番号):特開平9-160657
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 定常領域におけるトルク制御の安定性を確保すること。【解決手段】 過渡領域において、第1のトルク制御回路6は、トルク基準出力回路4からの基準値Tref とトルク検出器3からのフィードバック値Tfbとの偏差Te に基いて、スロットル開度基準θref をスイッチ15aを介して、スロットル制御回路7に出力している。これにより、電気動力機1が直結されたエンジン2のトルクが高周期で制御される。その後、運転状態判別回路12は、基準値Tref と、平均化されたフィードバック値TFBとから定常領域に入ったことを判別する。すると、切換制御回路14により、オンとなるスイッチが15aから15bに切り換えられる。これにより、第2のトルク制御回路17からのスロットル開度基準θref がスイッチ15bを介してスロットル制御回路7に出力され、低周期でトルクが制御される。
請求項(抜粋):
エンジンに対するトルク基準を出力するトルク基準出力回路と、前記トルク基準出力回路からのトルク基準値と、前記エンジンに直結された電気動力機から検出されたトルク検出値との間の偏差を入力し、スロットル開度基準を出力するトルク制御回路と、前記トルク制御回路からのスロットル開度基準に基いて、前記エンジンのスロットル制御を行うスロットル制御回路と、を有するエンジントルク制御装置において、前記トルク制御回路は、過渡領域におけるスロットル開度基準を出力する第1のトルク制御回路と、定常領域におけるスロットル開度基準を出力する第2のトルク制御回路と、から成り、前記エンジンの運転状態が過渡領域又は定常領域のうちのいずれに属するかを判別する運転状態判別回路と、前記運転状態判別回路の判別に基いて、前記第1及び第2のトルク制御回路間で、前記スロットル制御回路に対する出力の切換えを行う切換制御回路と、を備えたことを特徴とするエンジントルク制御装置。
IPC (3件):
G05D 17/02 ,  F02D 45/00 330 ,  G01M 15/00
FI (3件):
G05D 17/02 ,  F02D 45/00 330 ,  G01M 15/00 Z

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