特許
J-GLOBAL ID:200903032700137796

画面に重み付けを持たせた画像圧縮方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341358
公開番号(公開出願番号):特開平6-169452
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 フレーム動き予測方式を適用した画像圧縮方式において、比較的簡易な処理回路を追加するだけで人物範囲のみを高精細に伝送可能にしたTV会議システムやTV電話システムに適した画像圧縮方式を提供する。【構成】 画面分割回路1で一画面を複数ブロックに分割し、動き予測回路3で現在のフレームとフレームメモリ2からの遅延させられたフレームとを、各ブロック毎に比較し、各ブロック毎の動きベクトル値を検出する。フレーム間予測回路4で差の値が最小になったブロックデータとの差分を算出し、直交変換回路5で離散コサイン変換した後、量子化する。一方、各ブロック毎の動きベクトル値をメモリ11に記憶し、共通の動きをするブロックをグループ化する。そしてそのブロック数によって関数を選択し、1子化ステップ幅算出回路14で各ブロックの量子化ステップ幅を算出する。この幅にしたがって量子化し符号化し送信バッファ回路8を介して回線に送り出す。
請求項(抜粋):
一画面を複数個のブロックに分割し、ブロック毎に1フレーム前の各ブロックと比較することにより動きベクトルを検出し、前フレームで対応するブロックとの差分データを、送信バッファ蓄積量対量子化ステップ幅特性にしたがって算出した量子化ステップ幅をもとに量子化し、前記動きベクトルの値とともに符号化して送信バッファに蓄積する画像圧縮方式において、前記各ブロック毎の動きベクトル値を記憶するメモリと、前記ベクトル値の方向が互いに共通な方向を持つブロックでグループ化するグループ化手段と、前記送信バッファ蓄積量対量子化ステップ幅特性を複数個設定し、前記グループ化されたブロック群を構成するブロックの数を判定することにより、ブロック数が多いグループ化されたブロック群に対しては小さい量子化ステップ幅に、ブロック数が少ないグループ化されたブロック群に対しては大きい量子化ステップ幅になるような送信バッファ蓄積量対量子化ステップ幅特性を選択する選択手段を設けたことを特徴とする画面に重み付けを持たせた画像圧縮方式。
IPC (3件):
H04N 7/137 ,  H04M 11/00 ,  H04N 7/14

前のページに戻る