特許
J-GLOBAL ID:200903032700290810

内燃機関のスロットルバルブ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-315409
公開番号(公開出願番号):特開平6-159104
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】不必要な出力低下を招くことなく排気系各部の過熱を確実に防止し、かつ排気エミッションの悪化及び燃費悪化を防止する。【構成】エンジン1の吸気通路5にステップモータ17により駆動されるスロットルバルブ14を設ける。スロットルバルブ制御装置はアクセル開度センサ27、回転数センサ24及びCPU33を備えている。CPU33はエンジン1への吸入空気量過多により生ずる排気系の過熱状態を検出する。CPU33は、排気系の過熱を防止するためのスロットルバルブ14の許容最大開度をエンジン回転数に応じて設定する。CPU33は排気系が過熱状態でないとき、スロットルバルブ14の開度がアクセル開度センサ27によるアクセルペダル開度となるようにステップモータ17を制御し、排気系が過熱状態であるとき、スロットルバルブ14の開度が許容最大開度以下となるようステップモータ17を制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関への吸入空気量を調整するべく、同内燃機関の吸気通路に開閉可能に設けられたスロットルバルブと、前記スロットルバルブに連結され、そのスロットルバルブを開閉駆動させるバルブ駆動用アクチュエータと、前記スロットルバルブを開閉させるべく踏み込まれるアクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、前記内燃機関への吸入空気量過多により生ずる排気系の過熱状態を検出する過熱状態検出手段と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、前記排気系の過熱を防止するためのスロットルバルブの許容最大開度を、前記回転数検出手段によるそのときの回転数に応じて設定する許容最大開度設定手段と、前記過熱状態検出手段により排気系の過熱状態が検出されないとき、前記スロットルバルブの開度が、前記アクセル操作量検出手段によるアクセルペダルの操作量に対応した開度となるように、前記バルブ駆動用アクチュエータの作動を制御し、前記過熱状態検出手段により排気系の過熱状態が検出されたとき、スロットルバルブの開度が、前記許容最大開度設定手段による許容最大開度以下となるように前記バルブ駆動用アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のスロットルバルブ制御装置。
IPC (3件):
F02D 9/02 341 ,  F02D 11/10 ,  F02D 41/22 310

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