特許
J-GLOBAL ID:200903032709413729

端部の壁厚が厚くされた管の形成装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-575648
公開番号(公開出願番号):特表2002-527241
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】均一な内径と、管の中間区域(64)より厚い前端及び後端区域(62、66)とを有する金属管の押出装置及び方法。孔(56)を有する金属ビレット(54)は、静止容器(12)の貫通円柱状孔内に挿入される。ビレット(54)は、押し面(38、39)と、押し面からビレット(54)前方の孔を通って前方に延長するマンドレル(44)とを有する押し型機(13)によって、容器(12)の孔内に軸方向に移動される。マンドレル(44)は、円柱状大径後部(48)と、円柱状小径中間部(50)と、前方かつ外側にテーパが付く前部(52)とを有する。ビレット(54)からの金属は、押し型機を前方に第1間隔移動することによって、マンドレル(44)の中間部(50)周りの二部品可動内型(20)の小径孔を通って押しやられ、管の仮前端区域(62)を形成する。ビレットからの金属を、マンドレルの後部(48)周りの第1金型(51)の孔に通して押しやり、管の中間区域(64)を押し出すとともに、管の仮前端区域(62)をマンドレルのテーパ前部(52)を超えて通過させ、管の前端区域(62)を形成するため、押し型機が前方に第2間隔移動される。ビレットからの金属を、マンドレルの後部(48)周りの第2金型(53)の比較的大きな孔に通して押しやり、管の後端区域(66)を形成するため、押し型機が前方に第3間隔移動される。
請求項(抜粋):
実質的に均一な内径を有し、かつ、前端区域と、後端区域と、前端及び後端区域各々の外径より実質的に小さい外径を有する中間区域とを有する金属管を押し出すための装置であって、(a)マシンフレームと、(b)マシンフレームに支持され、かつ、中心縦軸線と、縦円柱状孔を有する円筒状金属ビレットを受容するために中心縦軸線と同軸状の縦円柱状第1孔とを有し、かつ、第1孔への前開口及び第1孔への後開口を有する容器と、(c)第1孔と同軸状の円柱状第2孔を有し、かつ、第1孔の直径と等しい外径を有し、かつ、第2孔が第1孔の直径より小さい直径を有し、かつ、実質的に等しい二つの半部に縦方向に分割され、かつ、第1孔内で前開口に隣接する内位置から第1孔外の外位置へ前開口を通って中心縦軸線に沿って移動可能な円筒状内型と、(d)容器の前方に設置され、かつ、第1及び第2孔と同軸状でかつ第2孔より大きい直径を有する縦円柱状第3孔を有する外型組立体であって、外型組立体及び容器の一方が容器及び外型組立体が前開口で隣接する稼動位置と、外型組立体及び容器が内型を該装置からの除去のために外位置に移動可能とするに十分な間隔をおかれる非稼動位置との間を中心縦軸線に沿って移動可能である外型組立体と、(e)容器の後方に設置され、かつ、容器に向かう方向及び容器から離れる方向に中心縦軸線に沿って移動可能で、かつ、容器の後開口に向く円形前押し面と、押し面から後開口に向かって前方に延長するマンドレルとを有し、かつ、押し面及びマンドレルが第1孔と同軸状であり、かつ、押し面が、押し面を第1孔内に縦方向に移動可能とするに十分なクリアランスを持って、第1孔の内径と実質的に同一の外径を有し、かつ、マンドレルが、第2孔の内径より小さい外径を有する円柱状後部と、該後部の外径より小さい外径を有する円柱状中間部と、該中間部の外径と等しい外径から後部の外径と実質的に等しい外径へ中間部から前方に延長する円錐台状前部とを有する押し型機と、(f)外型組立体及び容器の一方を外型組立体及び容器の他方に対し縦軸線に沿って移動するためのアクチュエータとを備える管押出装置。
IPC (2件):
B21C 25/08 ,  B21C 23/08
FI (2件):
B21C 25/08 ,  B21C 23/08 A
Fターム (1件):
4E029CA03

前のページに戻る