特許
J-GLOBAL ID:200903032712271943

ガスタービンエンジン用低排気ガス燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-504926
公開番号(公開出願番号):特表平10-502727
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】ガスタービンエンジン用低排気ガス燃焼器は、パイロット燃料噴射装置(4)を具える上流端部壁(22)をもつ外側ケーシング(21)、第一フロースワーラ(1)、パイロットゾーン(5)内での安定な拡散炎を開始するための点火手段(7)、少なくとも一の第二の同軸上のスワーラ(2)、主燃料噴射装置(13)、2次空気インレット手段、及び主燃焼ゾーン(6)を有する。主として窒素酸化物の排気ガスをより一層減少させるため、この発明は、パイロットゾーン(5)が、周囲壁(23)によって半径方向外方に制限され、周囲壁(23)は、前記第二スワーラ(2)内で半径方向の気化チャネル(9)の軸線方向のアウトレット部分(11)の半径方向内側の制限を構成し、そして、第三の半径流式スワーラ(3)は、燃料と空気のメイン流れとは反対の回転運動の前記2次空気を供給するため適合させることを提唱する。
請求項(抜粋):
閉鎖した上流端部壁(22)をもつ外側ケーシング(21)を有し、端部壁(22)にパイロット燃料噴射装置(4)を取り付け、この噴射装置(4)の噴射口の周りに同軸上に間隔をおいて半径流式の第一スワーラ(1)を取り付け、この第一スワーラ(1)は、空気を、燃焼器の長手方向軸線(X)の周りに回転させるため、かつ噴射したパイロット燃料と、パイロットゾーン(5)内で安定な拡散炎を生じさせるための点火手段(7)によって点火されるための混合気とを混合するため、第一スワーラ(1)を通じて空気が半径方向に入るようにすることができ、少なくとも1個の同軸上の第二スワーラ(2)は、1次空気を、長手方向軸線(X)の周りに回転させるため、かつ第二スワーラ(2)の周りの円周上に間隔をおいた主燃料噴射装置(13)からの燃料と混合するため、第二スワーラ(2)を通じて半径方向に入るようにし、かつ主燃焼を意図するため、パイロットゾーン(5)の半径方向外方に配置し、そして第二スワーラ(2)に対し、燃料-空気混合気に、次いで起こる主燃焼ゾーン(6)内での燃焼を終了させるための2次空気が加えられる、ガスタービンエンジン用低排気ガス燃焼器において、 パイロットゾーン(5)は、周囲壁(23)によって半径方向外方に制限され、周囲壁(23)は、同時に半径方向の気化チャネル(9)の軸線方向のアウトレット部分(11)の半径方向内側の制限を構成し、気化チャネル(9)は、第二スワーラ(2)の内方に位置し、かつ噴射した主燃料の気化を付与するため適合させてなり、また、半径流式の第三スワーラ(3)は、パイロットゾーン壁(23)の下流端縁のほぼレベル位置の軸線上に位置し、かつ混合ゾーン(12)内で長手方向軸線(X)の周りに燃料と空気のメイン流れとは反対方向の回転運動状態にある前記2次空気を供給するため適合させてなることを特徴とするガスタービンエンジン用低排気ガス燃焼器。
IPC (3件):
F23R 3/14 ,  F23R 3/30 ,  F23R 3/34
FI (3件):
F23R 3/14 ,  F23R 3/30 ,  F23R 3/34
引用特許:
審査官引用 (3件)

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