特許
J-GLOBAL ID:200903032714198577

文字列認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203148
公開番号(公開出願番号):特開平9-050485
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 入力される手書き文字列の行数が複数の場合でも、正しく文字列を認識することのできる文字列認識装置を提供する。【構成】 文字認識部4は標準文字パターン文字を用いて文字認識処理を施し、文字コードと認識結果の信頼性を表す文字認識コストを得、言語知識処理部7はレイアウト知識と言語知識を用いて、制約条件を満たす文字の組み合わせを複数作成し文字列候補とし、複数得られた各々の文字列候補に対して言語的信頼性を表す言語的コストも算出し、レイアウト解析部8はレイアウト知識を用いて、複数得られた各々の文字列候補に対してレイアウト解析的な妥当性を表すレイアウトコストを計算し、文字列認識結果出力部9は上記三種類のコストを併せて用いることにより、複数得られた文字列候補のなかから最も良いコストが得られる文字列候補を文字列の認識結果として出力する。
請求項(抜粋):
手書き文字列の画像を入力して文字列を認識する文字列認識装置において、光学的に走査された文字列画像を格納する文字列画像記憶部と、前記文字列画像を読み込み文字候補パターンと文字候補図形情報を作成する文字切り出し部と、標準文字パターンを記憶する文字認識辞書記憶部と、前記文字認識辞書記憶部に格納されている前記標準文字パターンと前記文字切り出し部から読み込んだ前記文字候補パターンを照合し文字認識結果として文字コードと文字認識結果の信頼性を表現する尺度としての文字認識コストを得る文字認識部と、言語知識を格納する言語知識記憶部と、文字の記載条件などの図形的知識としてレイアウト知識を格納するレイアウト知識記憶部と、前記文字切り出し部から前記文字候補図形情報を読み込み前記文字候補図形情報に対応する前記文字コードを前記文字認識部から読み込み前記レイアウト知識記憶部から前記レイアウト知識を読み込み前記言語知識記憶部に格納されている前記言語知識と前記文字コードとの言語的照合を行い前記言語知識を満たすような前記文字コードの組み合わせを文字列候補として作成し作成された前記文字列候補の言語的信頼性を表現する尺度としての言語的コストを得る言語知識処理部と、前記文字切り出し部から前記文字候補図形情報を読み込み、前記言語知識処理部から前記文字列候補を読み込み、前記レイアウト知識記憶部から前記レイアウト知識を読み込み前記文字列候補に対してレイアウト的制約の妥当性を表現する尺度としてのレイアウトコストを得るレイアウト解析部と、前記文字認識部から前記文字認識コストを読み込み前記言語知識処理部から前記文字列候補に対する前記言語的コストを読み込み前記レイアウト解析部から前記文字列候補の前記レイアウトコストを読み込み前記文字認識コストと前記言語的コストと前記レイアウトコストを組み合わせたときに最も良いコストが得られる前記文字列候補を文字列認識結果として出力する文字列認識結果出力部を備えることを特徴とする文字列認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/20 340 ,  G06K 9/62 620
FI (2件):
G06K 9/20 340 K ,  G06K 9/62 620 B

前のページに戻る