特許
J-GLOBAL ID:200903032715147038

表面性状が良好な3ピース缶に適した缶用鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-286430
公開番号(公開出願番号):特開2001-089828
出願日: 1998年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 錆が少なく、介在物や析出物による変形能の劣化がほとんどなく、かつ、クラスター状介在物による表面欠陥のない、表明性状が良好な溶接部の成形性に優れる3ピース缶用鋼板を提案する。【解決手段】 極低炭素鋼であって、Ti:0.015 〜0.10wt%、Al:0.001 〜0.01wt%、N:0.02wt%以下及び Ca,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.01wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の含有量が次式S- 5×((32/40) Ca+(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たして残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、かつ、粒径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO ,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有し、引張強度が540 MPa 未満、素材r値がL又はC方向で1.0 以下となる表面性状が良好な3ピース缶用鋼板。
請求項(抜粋):
C:0.005 wt%を超え0.10wt%以下、Si:0.2 wt%以下、Mn:0.05〜1.0 wt%、P:0.04wt%以下、Ti:0.015 〜0.10wt%、Al:0.001 〜0.01wt%、N:0.02wt%以下及びCa,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.01wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の含有量が次式S- 5×((32/40) Ca+(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たして残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、粒径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO ,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有し、引張強度が540 MPa 未満でかつ、再結晶集合組織が圧延方向および圧延直角方向の少なくともいずれか一方のr値で1.0 以下に相当する、表面性状が良好な3ピース缶に適した缶用鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
FI (3件):
C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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