特許
J-GLOBAL ID:200903032717289727

デジタイザ及び位置指示器情報検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-377182
公開番号(公開出願番号):特開2000-200142
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 二つの周波数を用いて位置指示器を検出する場合であっても、単一周波数を用いる場合と同じ時間で検出する。【解決手段】 直交する二軸のセンサで同時に信号の送出、受信または、送受信することにより、周波数の異る複数位置指示器、または複数周波数を用いた位置指示器を単一周波数を用いたときと同じ時間で検出することができる。即ち位置指示器を一つから二つに増やした場合でも、それらの位置指示器の座標検出頻度を落すことなく、二つの位置指示器の検出をすることができる。
請求項(抜粋):
X軸方向及びY軸方向のそれぞれに導体を複数配設してなるタブレットと位置指示器との間で電磁的になされる作用に基づいて該位置指示器の情報を検出するデジタイザにおいて、前記位置指示器として、第一の周波数f1を固有共振周波数とする共振回路を有する第一の位置指示器と、該第一の周波数f1とはぶつからない第二の周波数f2を固有共振周波数とする共振回路を有する第二の位置指示器と、を備え、前記タブレットに、前記第一の位置指示器との間での電磁的作用を引き起こす第一の周波数f1の信号を送信する第一の送信手段と、前記第二の位置指示器との間での電磁的作用を引き起こす第二の周波数f2の信号を送信する第二の送信手段と、前記X軸方向に配設された導体(以下、「X軸導体」という。)及び前記Y軸方向に配設された導体(以下、「Y軸導体」という。)に前記第一の送信手段と前記第二の送信手段とを選択的に接続する第一の接続手段と、前記第一の周波数f1の信号を受信する第一の受信手段と、前記第二の周波数f2の信号を受信する第二の受信手段と、前記X軸導体及び前記Y軸導体に前記第一の受信手段と該第二の受信手段とを選択的に接続する第二の接続手段と、前記第一の受信手段及び前記第二の受信手段により得られた信号を処理する信号処理手段と、該信号処理手段により処理された結果に基づいて前記位置指示器の状態を検出する位置指示器状態検出手段と、前記二つの送信手段、前記二つの受信手段、前記二つの接続手段、前記信号処理手段及び該位置指示器状態検出手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段が前記X軸導体と前記Y軸導体のうちの一方で第一の周波数f1の信号を扱うときには、他方で第二の周波数f2を扱うこととなるように制御することを特徴とするデジタイザ。
Fターム (9件):
5B068AA02 ,  5B068AA24 ,  5B068BB14 ,  5B068BC02 ,  5B068BD02 ,  5B068BD08 ,  5B068BE01 ,  5B068BE03 ,  5B068BE06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-167741
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-167741

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