特許
J-GLOBAL ID:200903032725367834

時刻同期機能付き監視制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069668
公開番号(公開出願番号):特開平7-280971
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【構成】 端末局が、中央局から送信された時刻設定コマンドを受信すると(S1)、時刻設定コマンドの基準時刻と端末局が有する時計の現在時刻との比較により、両時刻の間のずれが補正範囲内であるか否かを判定する(S2)。両時刻の間のずれが補正範囲内であれば、時刻補正処理を行なう(S3)。時刻補正処理では、実時間の時間軸を所定時間毎に圧縮させるかあるいは伸長させて時計の時間軸上に変換して時計の時刻を補正する。一方、両時刻の間のずれが補正範囲外であれば、時計の時刻を強制的に基準時刻に同期させる強制時刻設定処理を行なう(S4)。【効果】 時計の時刻を基準時刻に同期させる際に、同じ時刻が重複したり、ある時刻が欠けたりする不都合を回避することができる。この結果、データの重複や欠測の発生を回避することができる。
請求項(抜粋):
基準時刻を発生する基準時計を有し、基準時刻に基づく時刻設定指令を発生して送信する中央局と、実時間を計時する第1時計と時刻を補正しうる第2時計とを有し、設備機器のデータを第1時計による一定周期毎に更新して記録し、そのデータに第2時計に基づく所定間隔毎に記録時刻を付加するとともに、記録したデータを記録時刻とともに上記中央局に送信する複数の端末局とを備えており、この端末局には、それぞれ、上記中央局からの時刻設定指令を受信すると、上記第2時計の時刻と上記中央局で発生した基準時刻との間のずれが所定範囲内にあるかあるいは所定範囲外にあるかを判定する判定手段と、上記判定手段による判定で両時刻の間のずれが所定範囲内にあるときに、上記第1時計の実時間におけるデータ更新の1周期毎に一定の時間を加算あるいは減算した時間を上記第2時計におけるデータ更新の1周期の時間に変換して第2時計の時刻を補正する時刻補正手段と、上記判定手段による判定で両時刻の間のずれが所定範囲外にあるときに、上記第2時計の時刻を基準時刻に同期させて設定する時刻設定手段とが設けられていることを特徴とする時刻同期機能付き監視制御システム。
IPC (2件):
G04G 7/00 ,  G04G 5/00

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