特許
J-GLOBAL ID:200903032727802961

ラテックスの高固体ポリマー分散液およびシーラントにおけるその使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512647
公開番号(公開出願番号):特表平10-507221
出願日: 1995年10月04日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】ラテックスの存在下で1種またはそれ以上のアクリレートおよび/または酢酸ビニルモノマーを優先的に重合する方法は伝統的に観察されるよりも低い粘度でポリマー粒子の高固体分散液を生じる。添加モノマーのかなりの量が非球形形状を持つ大きい粒子で存在する。最初のラテックス粒子の幾分かは重合中保持され、そしてこれらは固体含量を増加しそして大きい粒子間の隙間に充填されることによって粘度を低下させる。全ポリマー固体含量は70〜92またはそれ以上の重量%まで容易に変えることができる。これは以前に報告された水性重合に達成されたものよりも大きい。非常に高い固体含量での粘度はペースト状であるが、物質は依然貯蔵安定性がありそして凝集したポリマー部分と放出水へと分散液を破壊することなしに取り扱われる。分散液は、シーラント、メンブレン等に、他の添加物を用いるかあるいは用いることなしに、形成するのに有用である。好ましい用途は分散液の高固体およびチキソトロピーが、低収縮で水ベースの充填を形成するために許容される場合のアクリレート水ベースの充填コンパウンドとしてのものである。
請求項(抜粋):
少なくとも50重量%の炭素数4〜16のアクリレートモノマーおよび/または酢酸ビニルを含有してなるモノマーから重合した分離したポリマー粒子が少なくとも60重量%である水性分散液からなる高固体ポリマー分散液であって、該分散液は2つまたはそれ以上のモードを持つ粒子径分布を持ち、該粒子径分布の1つのモードは約0.05〜約4ミクロンの間の直径の粒子を持ち、そして他のモードは約4〜約100ミクロンの間の直径の粒子を持ち、且つ約4〜約100ミクロンの間の直径の該粒子は、ラテックスの存在下に該アクリレートまたは酢酸ビニルの重合によって形成されている、高固体ポリマー分散液。
IPC (6件):
C08F291/00 ,  C08F263/04 ,  C08F265/06 ,  C08L 31/04 ,  C08L 33/06 ,  C09K 3/10
FI (6件):
C08F291/00 ,  C08F263/04 ,  C08F265/06 ,  C08L 31/04 Z ,  C08L 33/06 ,  C09K 3/10 E

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