特許
J-GLOBAL ID:200903032744849793

加硫缶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-048662
公開番号(公開出願番号):特開平11-226969
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】加硫缶装置における筒状の缶本体の開口を閉鎖する蓋と缶本体との間を気密にシールする環状パッキンが蓋開時にはみ出すのを防止し、環状パッキンの手作業による押込作業を省略するとともに蓋閉動作時にパッキンが蓋によって損傷するのを防止する。【解決手段】加硫缶装置を、筒状の缶本体10と、蓋24と、パッキン溝20内に嵌め込まれて保持された環状パッキン22と、蒸気圧により環状パッキン22を蓋24の合せ面28に押圧する蒸気圧通路38と、パッキン溝20に負圧を導いて環状パッキン22をパッキン溝20の内部に引き込ませる負圧通路とを含むように構成する。
請求項(抜粋):
(イ)筒状を成し、少なくとも軸方向一端側が開口形状とされるとともに、該開口の周りに蓋合せ用の環状の合せ面が形成されていて、該合せ面に該開口を取り囲む環状のパッキン溝が形成されて成る缶本体と(ロ)外周縁部に沿って該缶本体の合せ面に対応した合せ面を有し、それら合せ面を当接させる状態に該缶本体の開口を閉鎖する開閉可能な蓋と(ハ)前記パッキン溝内に嵌め込まれて保持され、前記蓋側の合せ面に押圧されて前記缶本体と該蓋との間を気密にシールする環状パッキンと(ニ)該パッキン溝に連通する状態で設けられ、該パッキン溝に蒸気圧を導いて該蒸気圧により該環状パッキンを閉状態の前記蓋の合せ面に押圧する蒸気圧通路と(ホ)該パッキン溝に連通する状態で設けられ、該パッキン溝に負圧を導いて該負圧により前記環状パッキンを該パッキン溝の内部に引き込ませる負圧通路と(ヘ)該負圧を発生させる負圧発生装置と(ト)前記パッキン溝への前記蒸気圧の供給・停止及び該負圧の供給・停止を制御するバルブとを含んでいることを特徴とする加硫缶装置。
IPC (2件):
B29C 35/04 ,  B29K105:24

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