特許
J-GLOBAL ID:200903032747964518

回転数検出用シグナルロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235249
公開番号(公開出願番号):特開平8-101043
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 要求される最大ロータ回転数までパルス信号が脱落することなく正確な回転角及び基準角位置を検出可能とすること。【構成】 回転数検出用シグナルロータ1は鉄等の磁性体で形成され、円周上に回転角信号を与えるための多数の凸部2及び凹部3が交互に等間隔で設けられ、必要とする基準角位置では凸部2を欠落させ凹部3の深さよりも浅くした幅広な凹部4が設けられている。このため、磁気センサ5と対向する幅広な凹部4との間の磁気抵抗を小さくし隣りの凸部2との間の磁気抵抗とほとんど同じにして、その位置での鎖交磁束の山形波形の波高値を他の位置での山形波形の波高値とほぼ等しくできる。これにより、磁気センサ5から出力される電圧波形形状を安定させることができ、その電圧波形形状から生成されるパルス波形の波形抜けがなくなり、電磁式回転数検出装置の信頼性を向上することができる。
請求項(抜粋):
円周上に連続して多数の凸部及び凹部を設けた磁性体からなり、前記凸部及び前記凹部に対向して磁気センサが配置され、前記凸部及び前記凹部による磁束の変化を検出して回転角及び基準角位置を検出する電磁式回転数検出装置の回転数検出用シグナルロータにおいて、前記円周上で凸部の間隔をなす凹部の幅を1箇所または複数箇所のみ幅広とすると共に他の前記凸部及び前記凹部を等間隔に設け、前記幅広に設けた凹部の前記凸部からの深さを、ロータ外径と最大ロータ回転数とに対応させて前記等間隔に設けた凸部の間の凹部よりも浅く設定することを特徴とする回転数検出用シグナルロータ。
IPC (3件):
G01D 5/244 ,  G01D 5/245 ,  G01B 7/30 101

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