特許
J-GLOBAL ID:200903032754202461
ヘアピン型核酸プローブ分子を利用した核酸分子の単離及びクローニング
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016987
公開番号(公開出願番号):特開平11-206381
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 DNAライブラリーの構築及びそのスクリーニングを必要とせず、短時間に単離でき、且つ標的核酸を天然に存在する形のままで検出及び単離が可能であり、且つ変性や突然変異を伴わずに、所望する標的核酸を単離することが出来る方法を提供することである。【解決方法】 自己相補的なステム・ループ構造を有する部分と、前記部分の一端から延出した一本鎖構造を有する部分とを具備し、且つ前記一本鎖部分が単離すべき所望のヌクレオチド配列に対して相補的であり、且つ分離用標識を有するハイブリダイゼーション用核酸プローブ分子を用いることと、前記プローブを相同組み換え酵素を介して標的核酸分子にハイブリダイズすることと、分離用標識をもって固相担体に結合することにより単離することとを具備する核酸単離方法。
請求項(抜粋):
所望するヌクレオチド配列を有する標的核酸の単離に用いるためのヘアピン型核酸プローブ分子であって、自己相補的なステム・ループ構造を有する第1のヌクレオチド部分と、前記第1のヌクレオチド部分の一端から延出した1本鎖構造を有する第2のヌクレオチド部分と、前記第1及び第2のヌクレオチド部分の少なくとも一方に含まれる分離用標識とを具備し、前記第2のヌクレオチド部分は前記所定のヌクレオチド配列の少なくとも一部に対して相補的であり、且つ前記分離用標識は特定の物質に対して特異的に結合する能力を有することを特徴とするヘアピン型核酸プローブ分子。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA
, C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12Q 1/68 A
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