特許
J-GLOBAL ID:200903032755016203

浸漬膜式固液分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023976
公開番号(公開出願番号):特開平8-215549
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【構成】 吸引ポンプ10によって中空糸2内を減圧することにより、透過水を中空糸2、集水管3,4、配管5,6,7,9を介して取り出す。これと共に、ブロワ20を作動させ、散気管14から気泡を流出させる。この気泡が中空糸2に沿って上昇することにより、ケーキ・ゲル層の付着防止及び剥離を行なう。また、散気管14から散気させるときに該散気管14に発生した振動は、剛性体(配管17、固定用パイプ12,13)を介して膜モジュール1に伝播し、中空糸2を細かく振動させる。これにより、中空糸2へのケーキ・ゲル層の付着防止及び剥離が促進される。【効果】 高フラックス(透過水量)を長期間にわたって維持することができる。膜モジュールと散気部材との位置関係が常に正規のものとなり、散気部材からの気泡が確実に膜面に当るようになり、運搬や槽内への出入れが容易であると共に、槽から取り出したときの保管スペースも小さくて済むようになる。
請求項(抜粋):
被処理液内に浸漬配置され、内部の透過水室が減圧されることにより透過水を取り込む膜モジュールと、該膜モジュールの下方に散気口が配置され、該散気口からの気泡を膜面に沿って上昇させる散気部材とを有する浸漬膜式固液分離装置において、該散気部材を該膜モジュールに対し、散気時の振動が該膜モジュールに伝播するように直接に又は剛性体を介して連結したことを特徴とする浸漬膜式固液分離装置。
IPC (2件):
B01D 65/08 ,  B01D 65/02 520
FI (2件):
B01D 65/08 ,  B01D 65/02 520
引用特許:
審査官引用 (2件)

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