特許
J-GLOBAL ID:200903032756907950

画像圧縮装置および画像圧縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262620
公開番号(公開出願番号):特開平9-107548
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 動きの激しい領域が多い画像データであっても画質の劣化を防ぐと共に高圧縮を行うことが可能な画像圧縮装置および画像圧縮方法を提供することを目的とする。【解決手段】 フレームメモリ1と、画像データから係数データを得るウェーブレット変換部3と、係数データに対して各サブバンド毎に量子化を行って量子化係数データを得る量子化部4と、量子化係数0化の動きスカラ量を格納する量子化係数0化動き量テーブル11と、逆量子化部5と、ウェーブレット逆変換部6と、前方フレーム間予測符号化を行う動き補償部9と、所定条件を満足するとき量子化係数データを0とする量子化係数0化部10と、発生確率の高い量子化係数データにより多くの情報を割り当てる可変長符号化部8とを有することにより、画質を劣化させることなく圧縮率を高められる。
請求項(抜粋):
1フレームの入力画像データを格納するフレームメモリと、前記フレームメモリから出力された画像データをローパスフィルタとハイパスフィルタとで2分の1に帯域分割したそれぞれの画像データを2分の1に間引いて画像データ量を削減していく処理を所定数の段階おこなって係数データを得るウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部から出力された係数データに対して各サブバンド毎に量子化を行って量子化係数データを得る量子化部と、量子化係数を0化する動きスカラ量を格納する量子化係数0化動き量テーブルと、前記量子化部から出力された量子化係数データをウェーブレット変換の係数データに復元する逆量子化部と、前記逆量子化部で復元された係数データを画像データに復元するウェーブレット逆変換部と、前記復元した画像データと現画像データとを入力し、前記復元した画像データを複数画像から成る複数のブロックに分割し、前記復元した画像のブロック内構成画素と前記現画像データのブロック内構成画素との差分が最小となる縦方向および横方向の距離を前記分割したブロック毎に抽出し、前記差分データにより前方フレーム間予測符号化を行う動き補償部と、前記量子化係数0化動き量テーブルにおける動きスカラ量と前記動き補償部における縦方向および横方向の距離データである動きスカラ量とを比較し、前記縦方向および横方向の距離データである動きスカラ量が所定量を越え且つ対応する量子化係数データが高周波帯域のデータであるときには対応する画像領域については量子化係数データを0とする量子化係数0化部と、前記量子化係数0化部から出力された量子化係数データのうちより発生確率の高いデータにより多くの情報を割り当てる可変長符号化部とを有するように構成した画像圧縮装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/30 Z

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