特許
J-GLOBAL ID:200903032760911660

ダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010998
公開番号(公開出願番号):特開平6-277818
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 液体鋳物材料を鋳型内に注入した時、この液体鋳物材料の運動エネルギを吸収し減少させるようにしたガス抜き用バルブ装置を提供すること。【構成】 鋳型内に液体鋳物材料がぶつかると大変短い作動ストロークだけ変位する力ピックアップ手段を設け、この力ピックアップ手段とガス抜きバルブとを機械的に連結し、力ピックアップ手段が変位すると、短時間の内にガス抜きバルブも作動し、ガスの逃がしと鋳物材料のバルブ内への入り込みを低減するようにしたもの。
請求項(抜粋):
ガス抜き溝手段と、該ガス抜き溝手段と連絡し軸方向に変位可能なバルブ閉鎖手段を有するガス抜きバルブ手段と、該ガス抜きバルブ手段を開位置から閉位置まで作動する作動手段とを備え、前記作動手段は、鋳造中に前記ダイキャスト鋳型に設けられた鋳造室から前記ガス抜き溝手段を通って漏れ出る液体鋳物材料に晒される位置に設けられ、この液体鋳物材料がぶつかると該液体鋳物材料から伝達された運動エネルギによって軸方向に変位可能な力ピックアップ手段を有し、この力ピックアップ手段は、前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に機械的に連結されているダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置において、前記力ピックアップ手段は、前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段を開位置から閉位置までの駆動ストロークの長さに対しわずか数分の1に制限されている作動ストロークの長さを有する軸方向に変位可能なプッシュ部材を有し、前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段は、前記力ピックアップ手段の前記動作ストロークに加えて経路に沿って自由に移動可能に設けられ、前記作動手段は、前記液体鋳物材料によって前記力ピックアップ手段に加えられた衝撃力を前記ガス抜きバルブ手段の前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に伝達する力伝達手段を有することを特徴とするダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置。
IPC (2件):
B22D 17/22 ,  B29C 45/34
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-099735
  • 特開昭63-256252

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