特許
J-GLOBAL ID:200903032762454860

適応変換ベクトル量子化符号化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-134831
公開番号(公開出願番号):特開平6-291674
出願日: 1991年06月06日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 オ-ディオ信号を低ビットレ-トで符号化する場合の歪の改善に関し、通常のベクトル量子化と、2つのベクトルと一つの結合係数によるファジ-ベクトル量子化を併用し、歪みの少ない方を選択する符号化法を提供する。【構成】 入力信号をブロックごとに切り出して分散を求め、これにより入力信号を正規化し、直交変換回路により時間領域から周波数領域に変換したのち複数の帯域に分け、各帯域の平均電力により各スペクトルの大きさを推定し、これにより各周波数を正規化し、適応的にビット割り当てを行い、各帯域の、平均スペクトル符号化レ-トとスペクトル数に基づいて、通常のベクトル量子化器と、2つのベクトルと一つの線形結合係数で表されるファジ-ベクトル量子化器で量子化をし、歪の小さい方を適応的に選択する。
請求項(抜粋):
入力音声あるいはオ-ディオ信号の分散を求め、入力信号を正規化したのち時間領域から周波数領域に変換し、変換スペクトルを複数の帯域に分割し、各出力の平均電力を求め、この平均電力により前記各変換スペクトルを正規化し、前記平均電力を基に補間により各個別のスペクトルの大きさを推定し、これにより各スペクトルの量子化幅と割り当てる量子化ビット数を算出する適応変換符号化法において、各帯域のスペクトル数をベクトルの次元数とし、これに各帯域の平均スペクトル符号化レ-トを乗じた数をレベル数としてベクトル量子化、および、2つのベクトルとそれらを結ぶ一つの線形結合係数で表されるファジ-ベクトル量子化を行い、両者の歪の小さい方を選択することを特徴とする適応変換ベクトル量子化符号化法。

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