特許
J-GLOBAL ID:200903032762613756

追加速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223000
公開番号(公開出願番号):特開平8-086597
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 高い追加速効率を得る。【構成】 ナトリウム5を密封した金属密封構造体4と,水7を密封した水密封構造体6とを、筒体1内に配置する。また、飛翔体3を、筒体1の内面との間に前方ダクト部3aと後方ダクト部3bとを形成する略紡錘形状とする。飛翔体3が初期加速を得て筒体1内を進むと、その衝撃と熱とにより金属密封構造体4および水密封構造体6の密封が破れる。すると、ナトリウム5と水7とが反応して高温高圧の水素ガスG2を発生する。この水素ガスG2の圧力により飛翔体3が押され、第1段階の追加速が行われる。続いて、圧縮された空気Kが前方ダクト部3aから後方ダクト部3b内に流れ込むと、水素ガスG2が爆轟し、水蒸気と空気の高温高圧の混合ガスJが発生する。この混合ガスJが、ジェットとして後方へ噴き出す。これにより、第2段階の追加速が行われる。【効果】 高い追加速効率で飛翔体を追加速することが出来る。短い筒体で大きな速度を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
アルカリ金属またはアルカリ土類金属(5)を密封した金属密封構造体(4)と水(7)を密封した水密封構造体(6)とを筒体(1)内に配置し、前記筒体(1)内を飛翔体(3)が推進する際に前記金属密封構造体(4)および前記水密封構造体(6)の密封を破壊して、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属(5)と前記水とが筒体(1)内で混じるようにしたことを特徴とする追加速装置(100)。

前のページに戻る