特許
J-GLOBAL ID:200903032773419889

部材の取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101477
公開番号(公開出願番号):特開平10-292807
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 取り付け作業性を向上させる。【解決手段】 成形天井3にグロメット2を接着剤を介して先付けしておき、その脚部18側をインナパネル20の装着孔21へ差し込んでおき、抜け止め爪27によって仮係止させる。アシストグリップ4側からはピン部材1の差し込み軸8が成形天井3を通して前記脚部18内に挿入される。こりときの差し込みは差し込み軸8に形成された係止爪12がスリット24に沿って案内されるため、スムーズになされる。その後、ピン部材1が約90 ゚捻り操作されると、係止爪12はスリット24から周方向先の段部16へ移行して係止凹部17へ至る。この過程で、抜け止め爪27の係止状況が強化され、また係止凹部27と係止爪12との面当たりの係止により、ピン部材1の抜けが防止される。
請求項(抜粋):
ボディ側に穿孔された装着孔に差し込み可能な脚部を有し、その外側面に前記装着孔の孔縁に弾性的に仮係止可能な抜け止め部が形成されたグロメットと、前記ボディに固定すべき被装着部材に形成された取付け孔より大径に形成されて被装着部材を押さえ付け可能な頭部を有するとともに、その頭部の下面には前記取付け孔を介して前記脚部内に挿入可能な差し込み軸部が垂下したピン部材とよりなり、さらに前記差し込み軸の端部には径方向外方へ係止爪が張り出し形成される一方、前記グロメットの脚部には、前記ピン部材の差し込み軸部が差し込まれるときには前記係止爪の進入を許容する溝部が軸方向に沿って形成され、かつこの溝部から周方向に連続し前記ピン部材が角変位したときには前記脚部を拡開変形させて抜け止め部を本係止させつつ、前記係止爪と係止してピン部材の抜け規制をする段部が形成されていることを特徴とする部材の取付け構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-115749

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