特許

J-GLOBAL ID：200903032785557446

糖類の脂肪酸エステルの製造方法

発明者： 田宮 理克 ,  安藤 秀男 ,  岩崎 亮三
出願人/特許権者： ライオン株式会社
代理人 (1件)： 小島 隆司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-103520
公開番号（公開出願番号）：特開平5-176783
出願日： 1992年03月30日
公開日（公表日）： 1993年07月20日
要約：

【要約】【構成】 炭素数5〜7の単糖類、ヘキソースからなる2糖類、炭素数4〜6の糖アルコール、炭素数5〜7の単糖類と一価アルコールとのエーテル化合物、並びにヘキソースからなる2糖類と一価アルコールとのエーテル化合物から選ばれる糖類の1種又は2種以上と、炭素数6〜22の飽和及び不飽和脂肪酸並びに該脂肪酸と低級アルコールとのエステルから選ばれる脂肪酸類の1種又は2種以上とを、加水分解酵素を用いて有機溶媒の存在下で反応させることからなる糖類の脂肪酸エステルの製造方法において、有機溶媒として下記一般式(1)で示される複素芳香族化合物の1種又は2種以上を使用することを特徴とする糖類の脂肪酸エステルの製造方法。【化1】(但し、Rは炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基を示す。)【効果】 本発明によれば、高い転化率で短時間に反応が完結して糖脂肪酸モノエステルを選択的に製造することができ、しかも反応溶媒の使用量を低減でき、工業生産上有利である。

請求項（抜粋）：

炭素数5〜7の単糖類、ヘキソースからなる2糖類、炭素数4〜6の糖アルコール、炭素数5〜7の単糖類と一価アルコールとのエーテル化合物、並びにヘキソースからなる2糖類と一価アルコールとのエーテル化合物から選ばれる糖類の1種又は2種以上と、炭素数6〜22の飽和及び不飽和脂肪酸並びに該脂肪酸と低級アルコールとのエステルから選ばれる脂肪酸類の1種又は2種以上とを、加水分解酵素を用いて有機溶媒の存在下で反応させることからなる糖類の脂肪酸エステルの製造方法において、有機溶媒として下記一般式(1)で示される複素芳香族化合物の1種又は2種以上を使用することを特徴とする糖類の脂肪酸エステルの製造方法。【化1】(但し、Rは炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基を示す。)

IPC (8件)：

C12P 19/02 ,  C07C 69/21 ,  C07C 69/33 ,  C07C 69/533 ,  C12P 7/62 ,  C12P 19/12 ,  C07H 13/06 ,  C07H 15/04