特許
J-GLOBAL ID:200903032794755838

主要構造部分の一部を動的吸振器とした制振構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166648
公開番号(公開出願番号):特開平7-018915
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 原子力施設の建屋等のように、付加質量式の動的吸振器の設置が困難な重量構造物において、比較的簡単な構造で地震時の全体応答を大幅に低減できるようにする。【構成】 RC構造Aまたはこれと同等の剛性を持つ重量構造物1の上部構造物2を、下部構造物より剛性の低い鉄骨ラーメン構造Bとする。また、鉄骨ラーメン構造Bと下部構造物を水平方向のダンパー6で連結する。鉄骨ラーメン構造Bの部分が動的吸振器として作用し、1次固有値では鉄骨部が大きく振動し、下部RC部は変位しないモードとなる。2次固有値では鉄骨部と下部RC部が逆モードとなる。これにより、ベースシャー,転倒モーメントが大幅に減少する。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート造またはこれと同等の剛性を持つ重量構造物において、前記重量構造物の上部構造として、下部構造物と大幅に剛性の異なる鉄骨構造を設け、この鉄骨構造部分を動的吸振器として利用し地震時の全体応答を減少させてなることを特徴とする主要構造部分の一部を動的吸振器とした制振構造物。
IPC (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 351
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-304194
  • 特開昭62-291373

前のページに戻る