特許
J-GLOBAL ID:200903032794803930

縮合ピロロカルバゾール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513289
公開番号(公開出願番号):特表2001-509775
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】“縮合ピロロカルバゾール”と呼ばれる化合物が開示されている。これらの化合物は、栄養因子反応細胞の機能および/または生存に及ぼす影響;酵素活性の抑制;炎症に関係した反応の抑制;高増殖状態に関係した細胞生長の抑制;ならびに発生的にプログラム化された運動ニューロン死の抑制;を含めた種々の機能的薬理学的活性を有する。本明細書に開示の化合物は、下記の一般式によって示される。縮合ピロロカルバゾールの合成法、およびこれらの化合物の代表的な使用法も開示されている。
請求項(抜粋):
一般式〔式中、a) E1とE2は互いに独立的に、それらが結合している炭素原子と一緒になっ て、 1) 1〜3個の炭素原子が窒素原子で置き換わっていてもよい不飽和の6 員炭素環式芳香環;あるいは 2) i) 1個の炭素原子が酸素原子、窒素原子、もしくはイオウ原子で 置き換わっているか;または ii) 2個の炭素原子がイオウ原子と窒素原子、または酸素原子と窒 素原子で置き換わっている; 不飽和の5員炭素環式芳香環であり;b) A1とA2は一緒になってOであり、そしてB1とB2は一緒になってOであ り;c) R1は、H、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、アリール、アリール アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、COR9(式中、 R9は、1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはアリールであって、 好ましくはフェニルまたはナフチルである)、-OR10(式中、R10はH または1〜4個の炭素原子を有するアルキルである)、-CONH2、-N R7R8、-(CH2)nNR7R8(式中、nは1〜4の整数である)、または -O(CH2)nNR7R8であり、そしてこのとき 1) R7とR8は、独立的にHもしくは1〜4個の炭素原子を有するアルキ ルであるか;あるいは 2) R7とR8が一緒に結びついて、一般式-(CH2)2-X1-(CH2)2-(式 中、X1はO、S、またはCH2である)で示される結合基を形成し;d) R2は、H、-SO2R9、-CO2R9、-COR9、1〜8個の炭素原子を有 するアルキル、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル、1〜8 個の炭素原子を有するアルケニル、好ましくは1〜4個の炭素原子を有す るアルケニル、1〜8個の炭素原子を有するアルキニル、好ましくは1〜 4個の炭素原子を有するアルキニル、または5〜7個の炭素原子を有する 単糖類(このとき、単糖類の各ヒドロキシル基は、独立的に、非置換であ るか、あるいはH、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、2〜5個の炭 素原子を有するアルキルカルボニルオキシ、または1〜4個の炭素原子を 有するアルコキシで置換されている)であり、そしてこのとき 1) 1〜8個の炭素原子を有するアルキル、1〜8個の炭素原子を有する アルケニル、または1〜8個の炭素原子を有するアルキニルのそれぞ れが非置換であるか;あるいは 2) 1〜8個の炭素原子を有するアルキル、1〜8個の炭素原子を有する アルケニル、または1〜8個の炭素原子を有するアルキニルのそれぞ れが、独立的に、6〜10個の炭素原子を有するアリール、好ましくは フェニルもしくはナフチル、ヘテロアリール、F、Cl、Br、I、 -CN、-NO2、OH、-OR9、-O(CH2)nNR7R8、-OCOR9、 -OCONHR9、O-テトラヒドロピラニル、-NH2、-NR7R8、- NR10COR9、-NR10OCO2R9、-NR10CONR7R8、-NHC (=NH)NH2、-NR10SO2R9、-S(O)yR11(式中、R11はH、 1〜4個の炭素原子を有するアルキル、6〜10個の炭素原子を有する アリール、好ましくはフェニルもしくはナフチル、またはヘテロアリ ールであり、yは1または2である)、-SR11、-CO2R9、-CO NR7R8、-CHO、-COR9、-CH2OR7、 -CH=NNR11R12、-CH=NOR11、-CH=NR9、 -CH=NNHCH(N=NH)NH2、-SO2NR12R13、 -PO(OR11)2、またはOR14(式中、R14は、カルボキシル基のヒ ドロキシル基が取り除かれた後のアミノ酸の残基である)1〜3個で 置換されており;そしてこのとき i) R12とR13は、独立的に、H、1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル、6〜10個の炭素原子を有するアリール、好ましくはフェニルも しくはナフチル、またはヘテロアリールであるか;あるいは ii) R12とR13が一緒に結びついて結合基、好ましくは -(CH2)2-X1-(CH2)2を形成し;e) R3、R4、R5、およびR6は、それぞれ独立的に、H、アリール、好まし くは6〜10個の炭素原子を有するアリール、さらに好ましくはフェニルも しくはナフチル、ヘテロアリール、F、Cl、Br、I、-CN、CF3、 -NO2、OH、-OR9、-O(CH2)nNR7R8、-OCOR9、 -OCONHR9、NH2、-CH2OH、-CH2OR14、-NR7R8、 -NR10COR9、-NR10CONR7R8、-SR11、-S(O)yR11(式中、 yは1または2である)、-CO2R9、-COR9、-CONR7R8、-CH O、-CH=NOR11、-CH=NR9、-CH=NNR11R12、-(CH2)nSR 9(式中、nは1〜4の整数である)、-(CH2)nS(O)yR9、-CH2SR 15(式中、R15は1〜4個の炭素原子を有するアルキルである)、 -CH2S(O)yR14、-(CH2)nNR7R8、-(CH2)nNHR14、1〜8個 の炭素原子を有するアルキル、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するア ルキル、1〜8個の炭素原子を有するアルケニル、好ましくは1〜4個の 炭素原子を有するアルケニル、1〜8個の炭素原子を有するアルキニル、 好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキニルであり;そしてこのと き 1) 1〜8個の炭素原子を有するアルキル、1〜8個の炭素原子を有する アルケニル、または1〜8個の炭素原子を有するアルキニルのそれぞ れが非置換であるか;あるいは 2) 1〜8個の炭素原子を有するアルキル、1〜8個の炭素原子を有する アルケニル、または1〜8個の炭素原子を有するアルキニルのそれぞ れが、前記d)2)に記載のように置換されており;f) Xは、 1) 1〜3個の炭素原子を有する非置換アルキレン;あるいは 2) 1つのR2基、好ましくはOR10、-SR10、R15(このとき、R15は 1〜4個の炭素原子を有するアルキルである)で置換された1〜3個 の炭素原子を有するアルキレン、フェニル、ナフチル、7〜14個の炭 素原子を有するアリールアルキル、好ましくはベンジル;あるいは 3) -CH=CH-、-CH(OH)CH(OH)-、-O-、-S-、-S(=O)-、 -S(=O)2-、-C(=O)-、-C(=NOR11)-、-C(OR11)(R11)-、 -C(=O)CH(R15)-、-CH(R15)C(=O)-、-C(R10)2-、 -C(=NOR11)CH(R15)-、-CH(R15)C(=NOR11)-、 -CH2Z-、-Z-CH2-、-CH2ZCH2-〔式中、Zは、 C(R11)(OR11)、O、S、C(=O)、C(=NOR11)、または NR11である〕であり;g) A1とA2は互いに独立的に、H,H;H,-OR11;H,-SR11;H, -N(R11)2;または一緒になって=Sまたは=NR11であり;B1とB2 は一緒になってOであり;そしてR1、R2、R3、R4、R5、R6、および Xはそれぞれ、前記のc)、d)、e)、およびf)において定義したと おりであり;h) A1とA2は一緒になってOであり;B1とB2は互いに独立的に、H,H; H,-OR11;H,-SR11;H,-N(R11)2であるか、あるいは一緒にな って=Sまたは=NR11であり;そしてR1、R2、R3、R4、R5、R6、お よびXはそれぞれ、前記のc)、d)、e)、およびf)において定義し たとおりである〕で定義される縮合ピロロカルバゾール。
IPC (12件):
C07D487/04 137 ,  A61K 31/407 ,  A61K 31/4439 ,  A61P 17/06 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 29/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 107 ,  C07D491/147 ,  C07D495/14
FI (12件):
C07D487/04 137 ,  A61K 31/407 ,  A61K 31/4439 ,  A61P 17/06 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 29/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 107 ,  C07D491/147 ,  C07D495/14 C

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