特許
J-GLOBAL ID:200903032795705320

自動標本作成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273737
公開番号(公開出願番号):特開2001-091423
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 血液Lを一様で等厚に塗抹可能な自動標本作成装置を提供する。【解決手段】 自動標本作成装置を構成する検体展着手段4は、給排手段7と伸展手段8と洗浄乾燥手段9とを備える。給排手段7は、ピストン装置内への流体の給排によって血液の定量採取とスライドガラス表面への滴下とを自在とする。伸展手段8は、移送体と、この移送体の移送路の途中部分に設けられたカム部と、昇降係合部と、を備える。この昇降係合部は、移送体がカム部に乗り上げることにより突出してスライドガラスの他端側に当接し、上記移送体のそれまでとは逆方向への移送に伴って上記スライドガラスを上記逆方向に移送させる。洗浄乾燥手段9は、伸展板を洗浄槽の上方に移動させ更に浸漬する移動手段と、伸展板の両側方並びに下方に向けて送風する送風手段と、を備える。
請求項(抜粋):
検体容器から検体を定量採取し、所定位置にあるスライドガラス上面に滴下し伸展させる検体展着手段と、上記スライドガラス上面の検体を染色槽に浸漬することにより、この検体を染色する染色手段と、上記染色手段による染色終了後、上記スライドガラスを送り出す搬送手段と、を備えた自動標本作成装置において、上記検体展着手段は、ピストン装置内への流体の給排によって検体の定量採取と上記スライドガラス表面への滴下とを自在とする給排手段と、上記スライドガラス表面へ滴下された検体を引き伸ばすべく、スライドガラスに対して相対移動する伸展板を有する伸展手段と、一の検体の伸展作業を終えた上記伸展板を洗浄し更に乾燥させる洗浄乾燥手段と、を備えたものであり、上記伸展手段は、その上面に載置され、その表面に検体を滴下させた上記スライドガラスの一端側に当接する係合部を有し、この係合部によって上記スライドガラスを該スライドガラスの他端側に位置する伸展板設置位置まで移送させる移送体と、この移送体の移送路の途中部分に設けられたカム部と、上記移送体に設けられ、この移送体が上記カム部に乗り上げることによって突出して上記スライドガラスの他端側に当接し、上記移送体のそれまでとは逆方向への移送に伴って上記スライドガラスを上記逆方向に移送させる昇降係合部と、を備えたものであることを特徴とする、自動標本作成装置。
IPC (4件):
G01N 1/28 ,  G01N 1/30 ,  G01N 1/34 ,  G01N 33/48
FI (6件):
G01N 1/30 ,  G01N 1/34 ,  G01N 33/48 P ,  G01N 1/28 U ,  G01N 1/28 V ,  G01N 1/28 J
Fターム (12件):
2G045AA24 ,  2G045BA14 ,  2G045BB14 ,  2G045BB21 ,  2G045BB24 ,  2G045BB30 ,  2G045BB48 ,  2G045CA25 ,  2G045HA14 ,  2G045HA16 ,  2G045JA07 ,  2G045JA08

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