特許
J-GLOBAL ID:200903032798046246

スライドウェイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311870
公開番号(公開出願番号):特開平10-181398
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単な固定機構で、第2の部材上での第1の部材の完全かつ小さいピッチでの固定を確実にする。【解決手段】 雌部材4上には雄部材3がスライド可能に設けられ、雌部材4に対する雄部材3の位置は固定機構15によって固定される。固定機構15は、固定位置において、雌部材4に形成されたノッチ20と係合する歯が設けられ、弾性変形可能な4つのブレード16〜19を有する。雄部材3には、各ブレード16〜19を同時に弾性変形させることによって歯がノッチ20から外れるように作用させる固定解除手段23を有する。各ブレード16〜19は、雌部材4に対する雄部材3の殆どの位置において少なくとも1つがノッチ20と係合するような相互の位置関係で配置される。
請求項(抜粋):
自動車の座席(1)に用いられ、互いに長手方向に相対的にスライド可能な第1の部材(3)および第2部材(4)と、前記第1の部材(3)を前記第2の部材(4)に対して長手方向に複数の固定位置において固定するための固定機構(15)とを有し、前記固定機構(15)は、前記固定位置において、前記第2の部材(4)に固定された少なくとも1本のレール(21,22)に沿って等間隔に配置された一定幅のノッチ(20)に互いに独立して係合するように設計された少なくとも2つのブレード(16〜19)を備え、前記ブレード(16〜19)は、固定解除手段(23)によって前記ノッチ(20)から同時に外されるスライドウェイにおいて、前記第1の部材(3)および第2の部材(4)はそれぞれ、中間部(6,9)と2つのフランジ(7,10)を有する断面凹型の部材であり、それぞれの凹型が互いにに逆向きになっていることによって1つの内部空間を形成し、前記第1の部材(3)は、前記第2の部材(4)の2つのフランジ(7)の間において長手方向にスライドされ、前記少なくとも2つのブレード(16〜19)は、前記内部空間内で前記第1の部材(3)に固定された第1の端部(26)と、前記ノッチ(20)の幅と実質的に等しい幅の固定用歯(28)が設けられている滑動部(27)とを有し、前記少なくとも2つのブレード(16〜19)は、前記第1および第2の部材(3,4)間の殆どの相対位置において前記ブレード(16〜19)の少なくとも1つ(19)が前記少なくとも1本のレール(21,22)のノッチ(20)に係合することが保証されるような相互間の位置関係をもって配置されており、前記ブレード(16〜19)は、前記第1および第2の部材(3,4)の中間部(6,9)の一方に向けて弾性変形可能であり、前記固定解除手段(23)は、前記第1の部材(3)に固定されて、前記少なくとも2つのブレード(16〜19)を弾性変形させることにより前記固定用歯(28)を前記ノッチ(20)から外すことを特徴とするスライドウェイ。

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