特許
J-GLOBAL ID:200903032804188031

並列計算機における負荷分散方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209954
公開番号(公開出願番号):特開平7-044505
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 負荷量を均一化し、プロセシング・エレメントの稼働率を向上させつつ、無駄な処理の分配を抑止によりオーバヘッドを抑え、並列計算機の性能を向上させる。【構成】 あるプロセシング・エレメントが一つの処理の分配要求を受け取った後、一定時間内に再度の要求を受け取った場合にそのプロセシング・エレメントのしきい値を下げ、その一定時間内に再度の要求を受け取らなかった場合に上記しきい値をあらかじめ定めた値に変更する。【効果】 稼働率が低下し処理分配要求が頻発すると処理分配がされやすくなり、稼働率を向上させる。稼働率が向上し処理分配要求が少なくなると無駄な分配が抑止される。
請求項(抜粋):
ネットワークにより相互に接続された、複数のプロセシング・エレメントを並列に動作させて、各プロセシング・エレメントによりそれぞれ処理を実行させ、実行すべき処理の量がある定められたしきい値以下になったプロセシング・エレメントから該ネットワークを介して他のプロセシング・エレメントに処理の分配を要求し、該他のプロセシング・エレメントは実行すべき処理の量がある定められたしきい値を超えている場合、該処理の分配の要求元のプロセシング・エレメントに処理を分配する並列計算機において、いずれかのプロセシング・エレメントに対して一つの処理の分配要求が他のプロセシング・エレメントからなされた後、ある定められた時間以内に新たな処理の分配要求があった場合、そのプロセシング・エレメントにおける該しきい値を小さくし、その時間以内に新たな処理の分配要求がなかった場合、該しきい値をある定められた値に変更することを特徴とする並列計算機における負荷分散方法。

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