特許
J-GLOBAL ID:200903032806310985

液晶用配向剤組成物及びこれを用いる液晶用配向膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037321
公開番号(公開出願番号):特開平5-203953
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 ポリアミック酸と3級アミン化合物とを溶媒に溶解させた組成物からなる液晶用配向剤並びに基板上への該配向剤の塗布工程、塗膜からの溶媒留去工程、塗膜のポリイミド化兼3級アミン留去工程及び生成ポリイミド膜のラビング工程からなる液晶用配向膜の形成方法。【効果】 本方法によると、低温で焼成しても高いイミド化率が得られるため、従来より低いプロセス温度で配向処理を行なうことができる。そのため、低温処理が要求されるカラーフィルターやアクティブマトリックスを形成した基板の配向処理に、特に好ましく用いることができる。同様の理由により、プラスチックフィルム基板の配向処理にも、好ましく用いることができる。また、イミド化率が高いため、従来に増した高い信頼性が得られ、アクティブマトリックス方式の場合には電圧保持率が高くなり、コントラストが改善される。更に、STN型の液晶表示素子の配向剤として用いた場合には、ポリアミック酸を選択することにより、比較的低温で高いプレチルト角が得られる。
請求項(抜粋):
実質的に、ポリアミック酸と単官能3級アミン化合物とを溶媒に溶解させた組成物からなることを特徴とする液晶用配向剤組成物。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-291623

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