特許
J-GLOBAL ID:200903032809615698

空気調和装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-125407
公開番号(公開出願番号):特開平7-332732
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】環境条件に適した空調運転を行えるようにして快適性の向上を図る。【構成】空調機(20)のコントローラ(30)と室温センサ(40)と外気温センサ(41)とが設けられると共に、熱入力qに対応する空調機(20)の周波数入力Fを検出する周波数センサ(42)と、上記空調機(20)の無駄時間検出手段(31)とが設けられている。更に、室内温度Taと室外温度Toと無駄時間Lと室内温度Taの変化量dTa/dtと部屋(11)の熱容量Caと部屋(11)の内外の間の熱伝達係数hと周波数入力Fと該周波数入力Fの係数kとによって特定される状態方程式における熱容量Caと熱伝達係数hと係数kとを最小自乗法によって導出するパラメータ演算手段(32)が設けられている。加えて、上記パラメータ演算手段(32)が導出した熱容量Ca、熱伝達係数h及び係数kと無駄時間検出手段(31)が検出した無駄時間Lとによってチェンらの経験式に基づき制御ゲインを導出するゲイン演算手段(33)が設けられている。
請求項(抜粋):
空調空間(11)を空気調和する空気調和装置(20)と、上記空調空間(11)の内部空気温度が所定値になるように空気調和装置(20)を運転制御するコントローラ(30)とを備えている空気調和装置の制御装置において、上記空調空間(11)の内部の空気温度を検出する内部温度検出手段(40)と、上記空調空間(11)の外部の空気温度を検出する外部温度検出手段(41)と、上記空気調和装置(20)から空調空間(11)への熱入力を検出する熱入力検出手段(42)と、上記空気調和装置(20)の無駄時間を検出する無駄時間検出手段(31)と、上記内部温度検出手段(40)及び外部温度検出手段(41)が検出した内部空気温度及び外部空気温度と、熱入力検出手段(42)が検出した熱入力とに基づいて、空調空間(11)の環境状態を特定する熱的状態方程式の複数のパラメータを導出するパラメータ演算手段(32)と、該パラメータ演算手段(32)が導出したパラメータと上記無駄時間検出手段(31)が検出した無駄時間とよりコントローラ(30)の制御ゲインを導出して該制御ゲインをコントローラ(30)に出力するゲイン演算手段(33)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-146447
  • 特開昭57-014156
  • 特開平3-051650
全件表示

前のページに戻る