特許
J-GLOBAL ID:200903032810853373

水生生物生息用護岸構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013608
公開番号(公開出願番号):特開2000-212936
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 練石積み工法による護岸工では、積み石の隙間にコンクリートやモルタルが充填されているため、水生生物の生息場所となり得る空間がなくなってしまい、水辺の生態系が保てなくなるといった危険性がある。【解決手段】 川岸に設けられた盛土1と盛土1に沿って設けられた護岸壁3との間に水生生物の生息場所となる粗朶蛇篭4を設け、護岸壁3には粗朶蛇篭4に連通し水の流れを生む流路となるとともに水生生物の通路となる流通孔5を形成する。これにより、護岸工に十分な強度が与えられ、さらに流通孔5を通じて魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物が粗朶蛇篭4の内部に侵入してここを生息場所とするようになり、水辺の生態系の保全が図られる。
請求項(抜粋):
河川、湖沼ならびに海岸において当該水域の治水を図るとともに水生生物の生息を促し自然の生態系を保護するための水生生物生息用護岸構造物であって、前記水域沿岸に設けられた盛土と該盛土に沿って設けられた護岸壁との間に、水生生物の生息場所となる水生生物生息用構造体が設けられ、前記護岸壁には、前記水生生物生息用構造体に連通し該水生生物生息用構造体の内部に水の流れを生む流路となるとともに水生生物の通路となる流通孔が形成されていることを特徴とする水生生物生息用護岸構造物。
IPC (2件):
E02B 3/14 301 ,  A01K 61/00 311
FI (2件):
E02B 3/14 301 ,  A01K 61/00 311
Fターム (9件):
2B003AA04 ,  2B003BB02 ,  2B003BB03 ,  2B003BB05 ,  2B003CC04 ,  2B003DD01 ,  2B003DD06 ,  2B003EE02 ,  2D018EA11
引用特許:
審査官引用 (2件)

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