特許
J-GLOBAL ID:200903032827012003
ディジタル信号の復号装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178904
公開番号(公開出願番号):特開平10-027433
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 再生時にビタビ復号を用いるディジタル信号の記録再生装置に関し、部品ばらつきや、電源電圧、温度変化によって特性が変化しても、誤り率が増加せず、安定にビタビ復号を動作させる。【解決手段】 再生信号は波形等化手段11で波形歪みを除去され、波形変換手段12でパーシャルレスポンスクラス4信号に変換された後、AD変換器13で多値のディジタル信号に変換され、ビタビ復号回路14で復号される。再生信号のビットレートに同期したクロックがクロック再生回路15で生成され、AD変換器13のサンプリングクロックに用いられるが、このクロックのタイミング誤差をサンプリングタイミング検出回路16で検出し、クロック再生回路15に帰還して、常に正しいタイミングでクロックが供給されるように制御する。
請求項(抜粋):
ディジタルデータを記録した媒体より再生された信号をディジタルデータに復号するディジタル信号の復号装置であって、記録媒体から再生された信号を波形等化する波形等化手段と、前記波形等化手段の出力をパーシャルレスポンス波形に変換する波形変換手段と、前記波形変換手段の出力を入力とするアナログ・ディジタル変換器と、前記アナログ・ディジタル変換器の出力よりディジタル信号に復号するビタビ検出回路と、前記アナログ・ディジタル変換器の出力よりアナログ・ディジタル変換のサンプリングタイミングと期待値との誤差を求めるサンプリングタイミング検出回路と、前記波形変換手段の出力より再生クロックを抽出し、前記サンプリングタイミング検出回路の出力によって再生クロックのタイミングを補正するクロック再生回路とを備え、前記クロック再生回路より出力された再生クロックを前記アナログ・ディジタル変換器のサンプリングクロックとすることを特徴とするディジタル信号の復号装置。
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