特許
J-GLOBAL ID:200903032827184483

水溶性スルホン化ポリマーの一貫製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160859
公開番号(公開出願番号):特開平8-193104
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 溶媒中で重合性単量体の重合を行った後、溶媒中にポリマーを溶解したまま続けて溶媒中の重合体のスルホン化を行うことができさらにその溶媒を回収して、品質の優れた水溶性スルホン化ポリマーを重合からスルホン化まで一貫して製造する方法を提供すること。【構成】 (A) 重合性モノマーをハロゲン化炭化水素溶媒中で重合してポリマーを製造した後、固形分を除去し又は除去せずにポリマーが溶解した溶液を得る工程、(B) 得られたポリマー溶液にスルホン化剤を接触させて溶液中のポリマーをスルホン化する工程、(C) 得られたスルホン化ポリマー溶液を中和し、または中和せずに、水を加えて静置し、スルホン化ポリマー又はその塩を水相に移行させ、該水相とハロゲン化炭化水素溶媒相とを分離する工程、(D) 分離した溶媒相のpHを4〜10に調整した後、蒸留してハロゲン化炭化水素溶媒を回収する工程、及び(E) 回収した溶媒を工程(A) に供給して再使用する工程、を採用する水溶性スルホン化ポリマーの一貫製造方法。
請求項(抜粋):
(A) 重合性モノマーをハロゲン化炭化水素溶媒中で重合してポリマーを製造した後、固形分を除去し又は除去せずにポリマーが溶解した溶液を得る工程、(B) 得られたポリマー溶液にスルホン化剤を接触させて溶液中のポリマーをスルホン化する工程、(C) 得られたスルホン化ポリマー溶液を中和し、または中和せずに、水を加えて静置し、スルホン化ポリマー又はその塩を水相に移行させ、該水相とハロゲン化炭化水素溶媒相とを分離する工程、(D) 分離した溶媒相のpHを4〜10に調整した後、蒸留してハロゲン化炭化水素溶媒を回収する工程、及び(E) 回収した溶媒を工程(A) に供給して再使用する工程、を採用することを特徴とする水溶性スルホン化ポリマーの一貫製造方法。

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