特許
J-GLOBAL ID:200903032827354508

光ファイバ入り金属管の製造装置、および、その製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-276989
公開番号(公開出願番号):特開2003-088970
出願日: 2001年09月12日
公開日(公表日): 2003年03月25日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ入りの金属管の突き合わせ部の溶接にYAGレーザを使用した際の、送り速度倍加により増加する突き合わせ部の蛇行(図のY方向)の対策をとる。【解決手段】 リール11からダンサーロール12を経て、金属テープ6は+X方向に送られフォーミングロール部14で半金属管2に形成されレーザトーチ19で突き合わせ部を溶接する。光ファイバ3を案内し半金属管内部に挿通する、挿入部13の導入チューブ13bの先端は溶接位置以遠に達している。図(b)の半金属管2の断面図のように、レーザトーチ19の直前で半金属管2の突き合わせ部の隙間に挿入された溶接位置検出フィン15は、一端に固定された軸31を中心にして、突き合わせ部の蛇行Bに伴い揺動する。フィン15の変位量をセンサ16で検出し、その出力によりビーム位置調整制御部17で蛇行量を推定し、レーザトーチ支持部20内の駆動機構を介してレーザトーチ19を紙面に直角なY方向に移動させ、蛇行による突き合わせ部の変位を補正する。
請求項(抜粋):
金属テープを筒状に形成し、その突き合わせ部を溶接して金属管を形成し、該金属管内に挿入され、光ファイバを前記金属管内に案内する導入チューブを有する光ファイバ導入手段により、前記金属管内部に1本または複数本の前記光ファイバを挿通する光ファイバ入り金属管の製造装置において、YAGレーザを放射して前記突き合わせ部を連続的に溶接する放射部と、少なくとも、前記金属管の進行方向及びレーザの放射方向に対し、ほぼ、直角方向に移動可能に、前記放射部を支持する放射支持部と、前記放射部の直前で、一端を前記突き合わせ部に挿入された検出フィンと、前記検出フィンの近傍に配置され、前記検出フィンの変位を検出するセンサと、前記センサの出力から前記突き合わせ部の蛇行量を推定し、前記放射支持部を介して、前記放射部を所定量移動させる制御部と、を備えたことを特徴とする光ファイバ入り金属管の製造装置。
IPC (3件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B23K 26/04
FI (3件):
B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/00 P ,  B23K 26/04 Z
Fターム (7件):
4E068BG01 ,  4E068CA11 ,  4E068CA14 ,  4E068CB02 ,  4E068CB04 ,  4E068CC00 ,  4E068CC01

前のページに戻る