特許
J-GLOBAL ID:200903032830816466

双峰的分子量分布をもつブチルゴムの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192714
公開番号(公開出願番号):特開平7-278216
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 特殊な触媒を用いて双峰的分子量分布を持ったブチルゴムを製造する方法を提供する。【構成】 炭素数4〜8の共役ジオレフィン単量体、およびイソブチレン1モル当たり約1×10-5〜1×10-3モルの式【化1】但し式中R1、R2およびR3はアルキル、アリールおよびアラルキル基から成る群から選ばれ、且つ同一または相異なることができ、iは2〜6の正の整数である、の反応開始剤成分および2〜4個のヒドロキシル基をもったアダマンチル基を有する反応開始剤成分から成る群から選ばれる反応開始剤成分、該単量体および該反応開始剤成分に対する不活性溶媒、および該不活性溶媒1リットル当たり約1×10-4〜1×10-3モルの水を温度約-120〜約-50°Cにおいて適当な反応容器に加え、有機溶媒中にイソブチレン1モル当たり約5×10-5〜約1×10-2モルのルイス酸を含む溶液を加え、単量体を重合させてブチルゴムをつくる双峰的分子量分布をもつブチルゴムの製造法。
請求項(抜粋):
(A)適当な反応容器に約95〜約99.5重量%のイソブチレンおよび約5〜約0.5重量%の炭素数4〜8の共役ジオレフィン単量体から成る単量体を該イソブチレンおよび該共役ジオレフィン全体を100重量%として加え、且つイソブチレン1モル当たり約1×10-5〜1×10-3モルの式【化1】但し式中R1、R2およびR3はアルキル、アリールおよびアラルキル基から成る群から選ばれ、且つ同一または相異なることができ、iは2〜6の正の整数である、の反応開始剤成分および2〜4個のヒドロキシル基をもったアダマンチル基を有する反応開始剤成分から成る群から選ばれる反応開始剤成分、該単量体および該反応開始剤成分に対する不活性溶媒、および該不活性溶媒1リットル当たり約1×10-4〜1×10-3モルの水を温度約-120〜約-50°Cにおいて加え、(B)工程(A)の溶液にC1〜C4のハロゲン化炭化水素から成る群から選ばれる有機溶媒中のイソブチレン1モル当たり約5×10-5〜約1×10-2モルのルイス酸を加え、(C)温度約-120〜約-50°Cにおいて単量体を重合させてブチルゴムをつくり、(D)該ブチルゴムを回収する工程から成ることを特徴とする双峰的分子量分布をもつブチルゴムの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/00 MFJ ,  C08F210/12 MJL
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-205305
  • 特開平2-036204
  • 特開昭54-038386
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