特許
J-GLOBAL ID:200903032859304367
ゲイン適応形調節装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257776
公開番号(公開出願番号):特開平5-100714
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、制御対象ゲインの変化に対して制御ループのゲインを一定となるように修正し、長期間にわたり所望の制御性を確保することにある。【構成】 制御対象2からの制御量とこの制御量の目標値との偏差に基づいてPIまたはPID調節演算手段3,4でPIまたはPID調節演算を実行し、得られた操作信号を制御対象に印加する調節装置において、前記操作信号出力ラインに制御対象2の特性を近似した制御対象モデル手段11を設けるとともに、この制御対象モデル手段11の出力側とフィードバックラインとにゲイン比演算手段12を接続し、ここで制御対象からの制御量と前記制御対象モデルからの出力とを用いてゲイン比を求める。そして、このゲイン比をゲイン修正手段13にて例えば調節演算手段3の出力に乗算することにより、制御ループの一巡ゲインを修正するゲイン適応形調節装置である。
請求項(抜粋):
制御対象からの制御量とこの制御量の目標値との偏差に基づいてPIまたはPID(P:比例,I:積分,D:微分)調節演算手段がPIまたはPID調節演算を実行し、得られた操作信号を制御対象に印加する調節装置において、前記操作信号出力ラインに接続された制御対象の特性を近似した制御対象モデル手段と、前記制御対象からの制御量と前記制御対象モデル手段からの出力とを用いてゲイン比を求めるゲイン比演算手段と、前記調節演算手段の入力側ラインまたは出力側ラインに設けられ、前記ゲイン比演算手段で求めたゲイン比を用いて制御ループの一巡ゲインを修正するゲイン修正手段とを備えたことを特徴とするゲイン適応形調節装置。
引用特許:
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