特許
J-GLOBAL ID:200903032861530170
チタン色材の表面処理方法及び樹脂注型品のこのチタン色材による装飾方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128443
公開番号(公開出願番号):特開平10-315247
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 光の干渉効果により発色する鱗片状のチタン色材で樹脂注型品の表層部を均一に隙間なく被覆しこの色材の発色効果を十分に引き出して装飾する。【解決手段】 電荷を有するチタネート系化合物で表面処理した平均粒径10〜300μm、厚さ1〜30μmの鱗片状チタン色材を熱硬化性樹脂溶液100重量部に0.1〜5.0重量部分散させて作られた樹脂混合溶液を2枚のガラス板で囲まれた成形型に注入し、この成形型を水平にして加熱して溶液中に分散していたチタン色材をガラス板の内面に沿って配列させることにより隙間のない層状のチタン色材層を形成し、冷却した後、脱型する。標準シラップに表面処理されたチタン色材を添加し沈降層と懸濁層を形成したときに、25°Cの懸濁層の固定波長600nmの分光透過率が30〜50%Tで、60°Cの懸濁層の固定波長600nmの分光透過率が20〜50%Tの範囲にある。
請求項(抜粋):
平均粒径が10〜300μm、厚さが1〜30μmであって光の干渉効果により発色する鱗片状チタン色材を電荷を有する表面処理剤で表面処理するチタン色材の表面処理方法であって、前記表面処理剤がチタネート系化合物であって、かつ前記表面処理剤にはチタネート系化合物により表面処理した鱗片状チタン色材をメタクリル酸メチル80重量部に平均分子量100,000〜150,000のポリメタクリル酸メチルビーズ20重量部を溶解して調製された標準シラップに添加し、撹拌後静置して沈降層と懸濁層を形成し、25°Cにて静置したときの懸濁層の固定波長600nmにおける分光透過率が30〜50%Tの範囲にあり、60°Cにて静置したときの懸濁層の固定波長600nmにおける分光透過率が20〜50%Tの範囲にあるチタネート系化合物を用いることを特徴とするチタン色材の表面処理方法。
IPC (2件):
B29C 39/10
, B05D 5/06 101
FI (2件):
B29C 39/10
, B05D 5/06 101 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
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樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-088182
出願人:株式会社クボタ
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特開昭57-207651
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