特許
J-GLOBAL ID:200903032864744634
燃料電池発電システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201704
公開番号(公開出願番号):特開平6-052874
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】システム運転制御にも容易に対応できる、排熱利用装置を設けた燃料電池発電システムを提供する。【構成】蒸気発生器12Aの内部には、燃料電池冷却水系および排熱利用装置の二次蒸気発生系を加熱するための加熱ヒータ13を設ける。また、気水分離器3と蒸気発生器12Aの間には、配管ライン14と入口制御弁15を設ける。さらに、気水分離器3と電池冷却水循環ポンプ4の間には、入口制御弁15をバイパスしたバイパス配管ライン16とバイパス制御弁17が設けられる。一方、蒸気発生器12Aと第1の排熱利用装置20との間には、蒸気供給配管18と圧力調節弁19が設けられる。また、蒸気発生器12Aと第2の排熱利用装置24の間には温水供給配管23、蒸気発生器12Aと水処理装置25の間には蒸気発生器ブロー用ライン26が設けられる。
請求項(抜粋):
燃料極、空気極および冷却器を備えた燃料電池本体と、この燃料電池本体の反応熱により加熱され二相流化した電池冷却水を気相と水相に分離する気水分離器、この気水分離器で分離された冷却水を前記燃料電池本体の前記冷却器を通して循環させる電池冷却水循環ポンプおよび前記気水分離器の水相出口下流側に前記電池冷却水系の余剰熱により前記燃料電池冷却水系と分離されて排熱利用装置の二次蒸気発生系に蒸気を供給する蒸気発生器により構成された燃料電池発電システムにおいて、前記蒸気発生器の内部に加熱ヒータを設け、前記二次蒸気発生系の水を加熱して蒸気を発生させ、燃料電池発電システムの起動時における前記燃料電池冷却水系および前記排熱利用装置の前記二次蒸気発生系の同時昇温時間の短縮を図るとともに、燃料電池発電システム運転時の前記燃料電池冷却水系および前記排熱利用装置の二次蒸気発生系の同時運転制御を容易にすることを特徴とする燃料電池発電システム。
前のページに戻る