特許
J-GLOBAL ID:200903032865779709

ステータコアへの巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-081840
公開番号(公開出願番号):特開平8-251880
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ステータコアの内歯に対する導線の巻付け速度を、低振動、低騒音化を実現しつつ高速化できるようにする。【構成】 ステータコアの内歯に巻付ける導線を導くガイド筒12に揺動スリーブ23をスプライン係合し、この揺動スリーブ23の一側にカムフォロワ27を二股に取付け、ガイド筒12に直交する方向に配設したカム軸24に周回状に設けたカム26に上記カムフォロワ27を挟持させる。このカム26には、ガイド筒12を揺動させるカム曲線部26aと、ガイド筒12の揺動を停止させて次の反転に備えるカム直線部26bとが交互に連続形成されている。上記カム軸24は、上記ガイド筒12を軸方向へ往復動作させる往復動作部と同期して回転する。カム26は常に一定方向へ回転し、しかもカムフォロワ27がカム26に常時当接しているため、ガイド筒12の揺動がスムーズになる。
請求項(抜粋):
一方から導入した導線を他方に設けたノズル(15a)から供出するガイド筒(12)と、このガイド筒(12)を軸方向へ往復動作させる往復動作部(16)と、このガイド筒(12)を軸周方向へ設定角度揺動させる揺動部(17)とを備え、ステータコア(1)に上記ノズル(15a)を臨ませると共に上記ガイド筒(12)の往復動作及び揺動により上記ノズル(15a)から供出する導線(4)をステータコア(1)の内歯(2)に巻付けてコイルを形成するステータコアへの巻線装置において、上記揺動部(17)は、上記ガイド筒(12)に直交する方向へ配設され、上記往復動作部(16)と同期回転するカム軸(24)と、このカム軸(24)の外周に周回状に形成されたカム(26)と、上記ガイド筒(12)の軸方向移動を許容し、上記ガイド筒(12)の回転に対して係合するように、上記ガイド筒(12)の外周に配置された揺動スリーブ(23)と、この揺動スリーブ(23)に設けられ、上記カム(26)に係合するカムフォロワ(27)とで構成されており、上記カム(26)は、上記ガイド筒(12)を揺動させるカム曲線部(26a)と、反転の際に一旦揺動を停止させるカム直線部(26b)とを連続させて周回状に形成した形状をなし、上記カム直線部(26b)に上記カムフォロワ(27)が位置したときに、上記ノズル(15a)が上記ステータコア(1)の内溝(3)内を通過するように設定されていることを特徴とするステータコアへの巻線装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-214447
  • 特開昭49-114705
  • 特開平1-170347

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