特許
J-GLOBAL ID:200903032866204947

耐圧部材の応力腐食割れ防止方法及び設計支援装置、耐圧部材を含むプラントの運転支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083422
公開番号(公開出願番号):特開2003-279684
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 応力腐食割れの発生及び進展が防止できる耐圧部材の応力腐食割れ防止方法を提供する。【解決手段】 金属材料からなり塩化物の湿潤環境下にある耐圧部材の応力腐食割れ防止方法において、耐圧部材を構成する部品に関する設計データを入力し、その設計データに基づいて式(1)により限界値KISCCを求め、限界値KISCC以下になるように各部品を設計する。こゝで、A0 :設計温度に対応する定数Rap:亀裂先端の金属が溶解するときの分極抵抗Rc1:亀裂先端から亀裂外表面までの溶解鉄イオンによる溶液抵抗と亀裂外表面のカソードの分極に対する抵抗の和Rc2:亀裂先端から亀裂内表面までの加水分解により生じた水素イオンに関する溶液抵抗と亀裂内表面のカソードの分極に対する抵抗の和ω:加水分解反応の平衡定数,亀裂内部のフリーな塩化物イオン濃度、等により決める値。
請求項(抜粋):
金属材料からなり塩化物の湿潤環境下にある耐圧部材の応力腐食割れ防止方法において、前記耐圧部材を構成する部品に関する設計データを入力し、その設計データに基づいて下記の式(3)と式(4)により限界値KISCCを求めて、その限界値KISCC以下になるように各部品を設計することを特徴とする耐圧部材の応力腐食割れ防止方法。【数3】ここで、【数4】前記式(3)において、A0 :設計温度に対応する定数Rap:亀裂先端の金属が溶解するときの分極抵抗Rc1:亀裂先端から亀裂外表面までの溶解鉄イオンによる溶液抵抗と亀裂外表面のカソードの分極に対する抵抗の和Rc2:亀裂先端から亀裂内表面までの加水分解により生じた水素イオンに関する溶液抵抗と亀裂内表面のカソードの分極に対する抵抗の和前記式(4)において、CCl- :亀裂内部のフリーな塩化物イオン濃度K :加水分解反応の平衡定数Ea :亀裂先端の金属と溶液間の電極電位ECl- :亀裂表面とバルク溶液間の溶存酸素に関する電極電位EC2 :亀裂内表面と溶液間の水素イオンに関する電極電位ΛH+ :水素イオンに対する当量イオン伝導度ΛFe2+:鉄イオンに対する当量イオン伝導度Rc10s:カソードの分極に対応する抵抗分Ras :溶液抵抗分Rc2s :カソードの分極に対応する抵抗分Ra :溶液抵抗分
IPC (4件):
G21D 1/00 ,  F16J 12/00 ,  G06F 17/50 612 ,  G06F 17/50 680
FI (4件):
F16J 12/00 Z ,  G06F 17/50 612 Z ,  G06F 17/50 680 Z ,  G21D 1/00 X
Fターム (6件):
3J046AA02 ,  3J046AA06 ,  3J046CA02 ,  3J046DA04 ,  5B046AA02 ,  5B046JA01

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