特許
J-GLOBAL ID:200903032879583025

排ガス脱硝方法と排ガス処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142219
公開番号(公開出願番号):特開平8-332341
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 無触媒脱硝装置における反応空間の温度変化に合わせて反応の適正反応温度域を変化させて高温時だけでなく低温時にも高脱硝性能を得ること。【構成】 NOxを有する排ガスにNH<SB>3</SB>あるいは分解してNH<SB>3</SB>を発生する物質から選択される還元剤ならびにH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>を添加して無触媒で脱硝反応させNOxをN<SB>2</SB>に還元する方法を構成要素として含む排ガス脱硝方法において、無触媒脱硝反応空間の温度を検出し、温度500°C以上950°C以下の範囲から選定される任意の所定温度範囲(T<SB>1</SB>〜T<SB>2</SB>;ただしT<SB>1</SB>≧500°C、T<SB>2</SB>≦950°C)より高温(>T<SB>2</SB>)の場合にはH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>の供給を遮断し、低温(<T<SB>1</SB>)の場合にはH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>と還元剤の供給を遮断し、所定の温度範囲(T<SB>1</SB>〜T<SB>2</SB>)内の場合に温度が低下するほどH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>量を増加させる方法でH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>による還元剤酸化あるいはNO<SB>2</SB>生成に起因する脱硝性能の低下を抑制して脱硝温度域を拡大させる。
請求項(抜粋):
窒素酸化物を有する排ガスにアンモニアあるいは分解してアンモニアを発生する物質から選択される還元剤ならびに過酸化水素を添加して無触媒で脱硝反応させて窒素酸化物を窒素に還元する方法を構成要素として含む排ガス脱硝方法において、無触媒脱硝反応空間の温度を検出し、温度500°C以上950°C以下の範囲から選定される任意の所定温度範囲(T<SB>1</SB>〜T<SB>2</SB>;ただしT<SB>1</SB>≧500°C、T<SB>2</SB>≦950°C)より高温(>T<SB>2</SB>)の場合には過酸化水素の供給を遮断し、低温(<T<SB>1</SB>)の場合には過酸化水素と還元剤の供給を遮断し、所定の温度範囲(T<SB>1</SB>〜T<SB>2</SB>)内の場合に温度が低下するほど過酸化水素供給量を増加させる方法で過酸化水素による還元剤酸化あるいは二酸化窒素生成に起因する脱硝性能の低下を抑制して脱硝温度域を拡大することを特徴とする排ガス脱硝方法。
IPC (5件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94
FI (4件):
B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 Z

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