特許
J-GLOBAL ID:200903032881015867

容器の急速加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333725
公開番号(公開出願番号):特開平5-163001
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、事前加熱等のエネルギーを必要としない、水素吸蔵合金を用いた容器の急速加熱方法を提供する。【構成】 複数の水素吸蔵合金を充填した多重管または多層の密閉容器のうち、低温で反応する水素吸蔵合金を充填した容器に水素を導入し、発熱反応を行わせることで隣接する高温で反応する水素吸蔵合金を充填した容器を加熱し、低温で反応する水素吸蔵合金から、より高温で反応する水素吸蔵合金まで順次水素を導入し、あらかじめ定めた温度まで水素化反応を行わせることを特徴とする。【効果】 本発明の方法により、電気加熱等による水素化反応促進のための合金の事前加熱を必要としなくても、水素吸蔵合金の水素化反応が可能となり、容器の急速加熱が可能である。
請求項(抜粋):
2種類の水素吸蔵合金を密閉二重容器内にそれぞれ充填した容器のうち、一方の低温で反応する水素吸蔵合金を収納した容器に水素を導入して、他方の容器内の高温で反応する水素吸蔵合金の温度が、少なくとも迅速な水素化反応に必要な温度に上昇した後に、その容器内に収納した高温で反応する水素吸蔵合金に水素を導入し、あらかじめ定めた温度まで水素化反応を行わせることを特徴とする容器の急速加熱方法。
IPC (2件):
C01B 3/00 ,  F28D 20/00

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