特許
J-GLOBAL ID:200903032890715545

誘電体共振器装置および誘電体共振器装置の特性調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-226947
公開番号(公開出願番号):特開平7-086806
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 共振器間の結合の強さおよび減衰極の位置を容易に設計し調整し得るようにする。【構成】 誘電体ブロック1の貫通孔2a,2bの内周面に内部電極を形成し、誘電体ブロック1の外面に信号入出力電極7a,7bおよび外部電極6を形成するが、信号入出力電極7a,7b間には外部電極非形成部8を設ける。【効果】 共振器間ピッチまたは先端容量Csを変える方法だけに依らずに、共振器間の結合および減衰極の位置を設計し調整できるようになる。また、前記外部電極非形成部の設計または調整によって通過帯域幅および減衰極の位置を容易に変えることができ、同一金型から作成した部材を用いて種々の特性の異なる誘電体共振器装置を得ることができる。
請求項(抜粋):
対向する第1面と第2面との間に連続する側面を有し、内部に前記第1面と第2面間に延びる複数の空隙を形成した誘電体ブロックを備え、この誘電体ブロックの前記第1面、第2面および側面の略全面に外部電極を形成し、前記複数の空隙の内面に、少なくとも一方の開口部付近に間隙による開放端部を有する内部電極をそれぞれ形成して、前記内部電極による共振器を電磁界結合させた誘電体共振器装置において、前記内部電極のうち複数の所定の内部電極の開放端部にそれぞれ近接して、前記誘電体ブロックの側面に前記外部電極および前記内部電極から独立した信号入出力電極を形成するとともに、これらの信号入出力電極間に連続して外部電極の無い外部電極非形成部を設けたことを特徴とする誘電体共振器装置。
IPC (2件):
H01P 1/205 ,  H01P 7/04

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