特許
J-GLOBAL ID:200903032893879522

車輌懸架装置用シリンダユニット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206233
公開番号(公開出願番号):特開平8-074913
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ポンピング作用の効果が少なく、レベリングまでの車輌の走行距離が長くなったり、車高が十分復帰しない恐れがある。【構成】 シリンダ14と、作動液が充填された作動液室と、車輌の上下運動により作動液室内に出入りするピストンロッド15と、一端がピストンロッド15の内孔内に摺動可能に嵌合され、シリンダ14内孔内の底面に固定されるピストンロッド15と平行なポンプロッド16と、ピストンロッド15の内孔内に嵌合・固定されポンプロッド16とともにポンプ室27を形成する筒部26と、を備える車輌懸架装置用シリンダユニット10において、ポンプロッド16は車輌懸架装置用シリンダユニット10が標準車高位置にあるときの筒部26の内周面端部の手前に環状溝31を有し、一箇所に切り欠きを備え、外径が筒部26の径より大きく内径が環状溝31の径より大きく且つポンプロッド16の径より小さいCリング32を環状溝31に嵌め込む。
請求項(抜粋):
車輌バネ上部分と車輌バネ下部分のうちのいずれか一方部分に連結されるシリンダと、該シリンダの内孔内に形成され、作動液が充填された作動液室と、車輌バネ上部分と車輌バネ下部分のうちの他方部分に連結されていて車輌バネ上部分と車輌バネ下部分との相対上下運動により前記シリンダ内に出入りするピストンロッドと、前記ピストンロッドの内孔内に嵌合・固定される筒部と、一端が前記シリンダ内孔内の底面に固定され、他端が前記筒部内に摺動可能に嵌合されるとともにポンプ室を形成し、前記ピストンロッドの中立位置における前記筒部との摺接端部から前記ポンプ室に向けてスリットを設けるポンプロッドと、を備える車輌懸架装置用シリンダユニットにおいて、前記ポンプロッドが中立位置のときの前記ポンプロッドと前記筒部との摺動面端部の手前に環状溝を有するとともに該環状溝にCリングが嵌め込まれ、該Cリングは、外径が前記筒部の径より大きく内径が前記環状溝が形成する部分の径より大きく且つ前記ポンプロッドの径より小さいことを特徴とする車輌懸架装置用シリンダユニット。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  B60G 17/08

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